熊本・菊陽町に工場を建設中の台湾の半導体製造大手・TSMCの子会社・JASMは、工場で使用する1日当たりの地下水の採取量が、当初の計画から3割削減された8,500トンになると明らかにした。

地下水採取量 1日当たり8500トン

菊陽町に工場を建設中のTSMCの子会社・JASMは、工場稼働による1日当たりの地下水の採取量を当初1万2,000トンと発表していた。

この記事の画像(3枚)

JASMによると、8月24日に熊本県に対して、地下水の採取量を当初の計画より3割削減し、8,500トンで申請したということだ。JASMは高度な水処理設備の導入などで、水のリサイクル率が75%に達する予定としている。

また、水を地下に蓄える涵養(かんよう)についても「地下水採取量の100%以上の涵養を目標にしている」としている。

(テレビ熊本)

テレビ熊本
テレビ熊本

熊本の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。