動物園・水族館のイケメン飼育員を徹底調査

続々と営業を再開している動物園や水族館。そこで今アイドル並みの人気を集めているのがイケメン飼育員さん。取材に訪れてみると飼育員さんと一緒に写真を撮っているお客さんを発見。

お客さん
めっちゃうれしいです。アイドル以上です。触れ合えるアイドル!

この記事の画像(31枚)

桂浜水族館の公式Twitterは、動物よりもなぜか飼育員さんの姿が目立つ。その人気はとどまるところを知らず、なんとTwitter上に飼育員さんのファンクラブまであるのだとか。

そこでめざましテレビでは全国のイケメン飼育員を大捜索。動物よりも注目を集めるその人気ぶりを「ココ調」する。

まず向かったのは高知県にある桂浜水族館。さっそくお客さんからイケメン情報を収集してみると…

男性A:
Twitterとかで出てきますけど結構かっこいいですよね

男性B:
写真でしか見たことがなかったんですけど、実物見ても優しそうな爽やかイケメンな感じでほれそうになりましたね

女性A:
イケメンと触れ合える水族館は最高ですね

実はこの桂浜水族館はイケメンの宝庫。飼育員と動物を一緒に楽しむことができると今話題となっている。一体どんな飼育員たちなのか?

まずは飼育歴8カ月、カピバラ・リクガメ担当、大阪出身で去年入社したばかりの「ラビ」さん21歳。

続いて飼育歴6年トド・アシカ・カワウソ担当、愛知出身の笑顔がかわいい「ヤブ」さん26歳。

さらに飼育歴2年トド、アシカ、カワウソ担当、鹿児島出身人見知りの「サメ」さん21歳。

最後は飼育歴6年トド、アシカ、カワウソ担当、滋賀出身でみんなのお兄さん的存在の「まるのん」さん25歳。

親しみを持ってもらうために飼育員をニックネームで呼んでいるという桂浜水族館。公式Twitterでも動物より飼育員の写真が多めだ。

写真撮影やサインなどファンサービスにも対応

これが話題となり今では、動物ではなく、もっぱらエサやりをしている飼育員の写真を撮っているお客さんまで。飼育員さんにお願いすれば気軽に写真撮影にも応じてくれるようだ。

飼育員たちの人気について聞いてみると…

桂浜水族館営業企画広報 森香央理さん:
ツイッター上でのファンクラブみたいなのがあって、「ヤブ」と「ラビ」の2人の子は(ファンクラブを)持っていますね

お客さんが作ってくれたファンクラブまで存在するとは!ファンクラブを作った方にお話を聞いてみると…

「ラビさん」ファンクラブ会長 西川翔子さん:
動物=生き物に対しての笑顔がとっても「尊い」の一言。とにかくラビくんの素敵な笑顔を拡散したいという一心ですね

そんな飼育員たちの魅力はというと…

「ラビさん」ファンクラブ会長 西川翔子さん:
ファンサ=ファンサービスがすごいですね。いろいろこうどうやったら喜んでくれるだろうっていうのを考えてくれる

取材中に女性のお客さんがもらっていたのは飼育員のサイン。まさにアイドル並みのファンサービスだ。

飼育員たちに話を聞いてみると…

飼育員ヤブさん:
こうやってサインを書くと、名に恥じない仕事をしないといけないっていう気持ちになりますね、やっぱり

飼育員ラビさん:
今まで注目を浴びることがなかったので、うれしく思いながらも恥ずかしい気持ちもちょっとありますね

YouTubeチャンネルで大人気

他にも話題になっている飼育員さんと言えば愛知県にある日本モンキーセンター。世界最多のサル類を展示しているこちらでイケメンと呼ばれている飼育員さんは…

まず飼育歴12年キツネザル担当、福岡出身の阿野隆平さん30歳と飼育歴7年テナガザル担当北海道出身の石田崇斗さん26歳。

続いて飼育歴4年ニホンザル担当、愛知出身の舟橋昴さん29歳と飼育歴13年アジアのサル担当福島出身の根本慧さん32歳の4人。

その人気の秘密はYouTube「日本モンキーセンター公式裏チャンネル」。

会議室でサルの似顔絵クイズをやったり、サルが全く出てこない動画をYouTubeにアップしてみたところ「飼育員さんは完全に自分の中でアイドル的存在です」「何でもこなせてかっこいい」などのコメントが!

さらにこんな驚きの出来事もあったという。

石田崇斗さん:
動物のトレーニングに使うクリッカーという道具があるんですけど、持ってないからそろそろ欲しいななんてことを動画内で言ったら、山のように(クリッカーを)頂きました。

その数なんと13個。でも壊れやすいのでとてもありがたいという。

藤井弘輝アナウンサー:
皆さんイケメンとか言われてみてどう思いますか?

飼育員 阿野隆平さん:
私もすごくうれしいと思います。素直に受け取る人なのでウキウキしちゃいます。うれしいです。あっそんな目で見ないで…

飼育員 石田崇斗さん:
恥ずかしくない?

飼育員 阿野隆平さん:
恥ずかしくない(笑)

鳥羽水族館の筋骨隆々イケメン

続いては三重県にある鳥羽水族館。日本で唯一ジュゴンの飼育を行っているこちらの水族館で話題を呼んだのがスゴイ筋肉の飼育員。

飼育歴7年ワニなどは虫類や両生類担当、熊本出身の田中侑弥さん27歳。特にトレーニングをしているわけでもないそうだが、迫力たっぷりのワニもなんのその、男性からもイケメンと言われることがあるそうだ。

女性飼育員からの人気ナンバーワンのイケメン飼育員

一方東京スカイツリーの中にあるすみだ水族館には女性飼育員からの人気ナンバーワンという飼育員が…

飼育歴2年ペンギンとオットセイ担当、山形出身の遠藤峻太さん21歳。

すみだ水族館が休館していた間に行っていたエサやりのライブ配信では、見ている人からのコメントには「遠藤さーん!」「えんどうくん大活躍」などと遠藤さんの名前が続々と…

すみだ水族館 遠藤峻太さん:
まさかスタッフの自分の名前まで、知ってもらえることにびっくりしています。うれしいですね

ハシビロコウもデレデレになるイケメン飼育員

続いて向かったのは静岡県。100種およそ900羽の鳥類を飼育する掛川花鳥園でお客さんに話を聞くと…

女性B:
ハシビロコウのふたばちゃんの飼育員さんだとは思うんですけど

女性C:
ふたばちゃんがもうお兄さんたち大好きなんですよね。イケメンのお兄さんにすごいデレデレになっちゃう

大型の鳥ハシビロコウもデレデレになるという飼育員は、飼育歴11年ハシビロコウ、ペンギン、カモ担当、東京出身の吉津竜輔さん31歳。

さらに飼育歴11年ハシビロコウ、フクロウ、タカ担当、長崎出身の副島慎介さん31歳の2人。

普段は動かない鳥として有名なハシビロコウだが、イケメン飼育員に寄り添うように挨拶する珍しい姿も…

実はこれハシビロコウの愛情表現で、「おじぎ」や口をカタカタ鳴らす「クラッタリング」という行動なのだとか。

ちなみに女性の飼育員が入ってきても、愛情表現のおじぎやクラッタリングはしないふたばちゃん。

掛川花鳥園 𠮷津竜輔さん:
背格好が似ているのでシルエットで見ているのではないかなと

鳥をも魅了するイケメン飼育員さんだった。

ここで追加情報。桂浜水族館ではトドのショーを7月1日から再開。掛川花鳥園ではバードショー7月20日から再開予定となっている。ぜひイケメン飼育員に会いに行ってみてはいかがだろうか。

(めざましテレビ7月1日放送より)