愛知・稲沢市の「北京」は、地元の名産の「銀杏」を使ったメニューをふんだんに取り揃えた中華料理店だ。

麺にも銀杏を練りこんだ「銀杏ラーメン」

愛知・稲沢市は、名古屋駅まで電車で約10分と利便性も高い町だが、江戸時代から続く銀杏の一大産地だ。稲沢市には1万本を越えるイチョウの木がある。

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銀杏の生産量は日本一で「祖父江ぎんなん」として全国的にも知られている。

稲沢市にある中華料理店「北京」は、1年中銀杏を楽しむことができるグルメを提供している。

メニューも“銀杏推し”で、「銀杏メニュー」が一覧になっている力の入れようだ。

一番人気は「銀杏ラーメンと銀杏炒飯(小)セット(1,210円)」。

ラーメンにはツヤツヤと美しい、素揚げされた銀杏が乗っている。

そして、麺は緑色。銀杏が15%練り込まれている。

スープは醤油ベースであっさりしていて、麺のもちっと感が銀杏を噛んだ時のもちっとした食感に似ている。

このラーメン以上に店主がおススメというのが銀杏炒飯。

塩コショウの加減と銀杏の苦みがマッチしている。

他にも、渋皮付きの銀杏が入った「銀杏中華まん」(275円)など、珍しいメニューがある。

中華料理「北京」は、地域の名産の銀杏を余すところなく堪能できるお店だ。

2023年6月6日放送

(東海テレビ)

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