栃木・小山市の空き地で7月に乳児の遺体が見つかった事件で、逮捕された母親が13日、殺人の疑いで再逮捕された。

伊藤七美子容疑者(栃木・鹿沼署 7月24日)
伊藤七美子容疑者(栃木・鹿沼署 7月24日)
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この事件は7月、小山市の空き地でビニール袋に入った生後間もない男の赤ちゃんの遺体が見つかり、母親の伊藤七美子容疑者(36)が死体遺棄の疑いで逮捕されたもの。警察は13日、伊藤容疑者を赤ちゃんを殺害した疑いで再逮捕した。

伊藤容疑者の自宅。駐車場で出産後、赤ちゃんを殺害した。
伊藤容疑者の自宅。駐車場で出産後、赤ちゃんを殺害した。

警察によると、伊藤容疑者は7月17日に自宅の駐車場内で赤ちゃんを産んだ後、地面に頭を複数回打ち付け殺害したという。

「殺害したことは間違いない」と容疑を認めているという伊藤容疑者
「殺害したことは間違いない」と容疑を認めているという伊藤容疑者

調べに対し伊藤容疑者は「自分が産んだ赤ちゃんを捨てた。殺害したことは間違いない」と容疑を認めているということで、警察は犯行に至った経緯を調べている。

社会部
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