大阪府が、評価額2億円を超える彫刻作品を、庁舎の地下駐車場で保管していることがわかった。
作品が劣化するおそれがある。


大阪・咲州庁舎の地下3階駐車場に保管されているのは、評価額およそ2億2000万円にのぼる彫刻作品105点。

現場リポート:
作品にはそれぞれブルーシートなどがかぶせられていますが、こちら、めくれて作品の一部が見えてしまっています。


府によると、彫刻作品は美術館の新設が頓挫したため事務室に置かれていたが、財政改革の一環でスペースがなくなり、費用の問題から2017年に地下駐車場に移されたという。

大阪府 文化課・北之間秀総括補佐:
より良い環境で管理していくことが大切かなと思います

作品が劣化するおそれもあり、大阪府は今後、保管方法を検討するとしている。
(「Live News days」7月25日放送)