東京都江東区の広い道路を走る馬。カメラの手前でUターンすると、やって来た方向に走り去って行った。

広い道路を走る馬
広い道路を走る馬
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カメラの手前でUターン
カメラの手前でUターン

なぜ東京の大通りを馬が…?動画を撮影した人に話を聞いた。

「訓練でもしているのかと思った」

「タクシーに乗っていて、歩道にポニーがいて」
「タクシーに乗っていて、歩道にポニーがいて」

撮影者:
タクシーに乗っていて、歩道にポニーがいて。何か訓練中なのかなと思って見ていたんですけど、飼育員の方とかいなくて、おかしいなと思ってたら、急に歩道からポニーが車道の方に出てきて。Uターンしてから、スピードめっちゃ上げていました。

馬が走っていたのは、江東区塩浜の幹線道路。 三ツ目通りの周辺。

馬が走っていた場所は、東京・江東区塩浜の幹線道路
馬が走っていた場所は、東京・江東区塩浜の幹線道路

7月24日午後2時前、目撃者から「ポニーのようなものが走っている」と110番通報があった。

馬はその後、社会福祉法人が運営する厚生施設から脱走した7歳のオスのミニチュアホース「くりまめ」君と判明。すぐに施設の職員によって確保され、施設に戻った。

7歳の馬は社会福祉法人が運営する厚生施設から脱走
7歳の馬は社会福祉法人が運営する厚生施設から脱走
施設職員が確保し、施設に戻った
施設職員が確保し、施設に戻った

施錠できておらず…修理中に脱走

社会福祉施設 常松洋介事務局長:
くりまめ君が少し脱走してしまいまして、大変申し訳ございませんでした。馬のための水道がありまして、調子が悪かったので修繕をしていたんですが、施錠がしっかりできていなかったところ、馬が逃げてしまった。

「脱走してしまいまして、大変申し訳ございませんでした」と謝罪
「脱走してしまいまして、大変申し訳ございませんでした」と謝罪

逃げ出した馬は約10分後、施設から50mほど離れた場所で捕まえられたという。確保の瞬間を目撃したという人に、話を聞くことができた。

施設から50mほど離れた確保現場
施設から50mほど離れた確保現場
「職員さんが首輪を付けて連れて帰った」
「職員さんが首輪を付けて連れて帰った」

目撃者:
横断歩道行く手前でまた戻ってきて、ここの中に入った。そこのところで通せんぼをしたわけ。そしたら、馬がおとなしくなったので、職員さんが首輪を付けて連れて帰った。

くりまめ君にケガなし
くりまめ君にケガなし

くりまめ君にケガなどはなかったという。

施設入居者とのふれあいのため、ヤギと一緒に飼育
施設入居者とのふれあいのため、ヤギと一緒に飼育

くりまめ君は、施設に入居する生活保護受給者とのふれあいのために、ヤギと一緒に飼育されていた。

施設などでは、逃走した経緯などを調べている。

(「イット!」7月24日放送)