東京都江東区の広い道路を走る馬。カメラの手前でUターンすると、やって来た方向に走り去って行った。
この記事の画像(16枚)なぜ東京の大通りを馬が…?動画を撮影した人に話を聞いた。
「訓練でもしているのかと思った」
撮影者:
タクシーに乗っていて、歩道にポニーがいて。何か訓練中なのかなと思って見ていたんですけど、飼育員の方とかいなくて、おかしいなと思ってたら、急に歩道からポニーが車道の方に出てきて。Uターンしてから、スピードめっちゃ上げていました。
馬が走っていたのは、江東区塩浜の幹線道路。 三ツ目通りの周辺。
7月24日午後2時前、目撃者から「ポニーのようなものが走っている」と110番通報があった。
馬はその後、社会福祉法人が運営する厚生施設から脱走した7歳のオスのミニチュアホース「くりまめ」君と判明。すぐに施設の職員によって確保され、施設に戻った。
施錠できておらず…修理中に脱走
社会福祉施設 常松洋介事務局長:
くりまめ君が少し脱走してしまいまして、大変申し訳ございませんでした。馬のための水道がありまして、調子が悪かったので修繕をしていたんですが、施錠がしっかりできていなかったところ、馬が逃げてしまった。
逃げ出した馬は約10分後、施設から50mほど離れた場所で捕まえられたという。確保の瞬間を目撃したという人に、話を聞くことができた。
目撃者:
横断歩道行く手前でまた戻ってきて、ここの中に入った。そこのところで通せんぼをしたわけ。そしたら、馬がおとなしくなったので、職員さんが首輪を付けて連れて帰った。
くりまめ君にケガなどはなかったという。
くりまめ君は、施設に入居する生活保護受給者とのふれあいのために、ヤギと一緒に飼育されていた。
施設などでは、逃走した経緯などを調べている。
(「イット!」7月24日放送)