北海道で初夏におすすめのドライブスポットといえば、積丹。青く透き通った美しい海は「シャコタンブルー」と呼ばれ、多くの人を魅了している。おなじみのグルメのほか、新しい情報もお届けする。
シーズン到来!積丹といえばウニ

広くて青い空と、宝石を溶かしたように美しく透き通った海。
「島武意海岸」は、積丹で最も気軽に訪れることができる絶景スポットだ。

そんな積丹の初夏のグルメといえば「ウニ」。
「田村岩太郎商店」は、おいしいウニ丼がいただける人気店だ。

社長の田村しゅうやさんによると、2023年はウニが豊漁!
お店では、1年ぶりに「ぶっかけ丼」も開催された。

定番の「うに丼」は、まさに至福の一品。
15~16個のウニを使用しているそうで、今にもウニが升からこぼれ落ちそう!
濃厚で甘いウニを贅沢に味わうことができる。

このおいしいウニ丼を求めて、全国各地、そして世界中から多くの人が訪れる。
香港や中国からのお客さんが多いが、取材時にはアメリカから訪れた観光客もいた。
リーズナブルなメニューも

社長の田村さんのおすすめは、「柳の舞丼」。煮つけにすることが多いという「柳の舞」をお刺身でたっぷりいただける一品になっている。柳の舞はさっぱり淡泊な味で、肉厚でコリコリした食感。一緒に乗った生ウニとの相性は抜群だ。
ほかにも、漁師でもある田村さんが獲ってきたタコにエビ、イクラと積丹エリアの海の幸がふんだんに使用されている。
ウニ丼よりもリーズナブルなのもうれしいポイントだ。
パワーアップした絶景温泉

続いてご紹介するのは、絶景温泉が人気の「岬の湯 しゃこたん」。
2022年に大幅なリニューアルが行われた。

中に入ってみると、おしゃれな Tシャツやトレーナーが並び、インテリアもスタイリッシュに生まれ変わっていた。
広報の細川菜々子さんによると、お土産の品ぞろえやレストランのメニューなどもパワーアップしたんだそう。

早速、温泉に向かってみると、お風呂からの絶景は変わらず、雄大な積丹の海を堪能することができた。
遮るものが何もなく、水平線までくっきりと見える美しい景色が目の前に広がる。

湯ざわりはトロっとしていて、肌にまとわりつくような感触を味わうことができる。

お風呂の横には、新しく「崖っぷちベンチ」が登場。
海と空に抱かれるような感覚を体験することができる。

さらに、サウナもリニューアル。室内に天然木が配置された。木の香りがほのかに漂う、一味違った「ととのう時間」を過ごせる。
積丹グルメも味わえる!

天然温泉と絶景に癒されたあとは、リニューアルされた食堂を訪れてみてはいかがだろうか。
広報の細川さんのおすすめは、積丹産の甘えびをふんだんに使用した「甘えび丼」。やわらかい甘えびは、噛むと舌にまとわりつくような食感だ。
1,480円で甘えびをお腹いっぱい楽しめるなんて、お得だ。

夏はまだまだこれからが本番。
皆さんもぜひ積丹にドライブに行ってみてはいかがだろうか。
(北海道文化放送)