東武鉄道の新型特急「スペーシアX」がきょうから運行を開始し、東京・浅草駅には朝から多く人が訪れました。
東武鉄道がきょうから運行を開始した「スペーシアX」は浅草と栃木県の日光や鬼怒川温泉を結ぶ新型特急です。
浅草駅ではけさデビューを記念した出発式が行われ、子ども向けのファンサイトで1300組の中から抽選で選ばれた小学生も参加しました。
スペーシアXは全席指定席で、一番列車の座席は先月15日の販売開始直後に完売し、午前7時50分に東武日光駅に向けて出発しました。
車内には個室やボックスシートなど6つのタイプの座席があるほか、カフェカウンターも設置されていて日光のクラフトビールやコーヒーなどを楽しむことができます。
一方、従来の「スペーシア」と比べ、CO2排出量を最大40%削減できるということです。
スペーシアXは月曜日~水曜日は2往復木曜日~日曜日・祝日は4往復運行し、東武鉄道は新車両の投入で日光・鬼怒川エリアへの客の誘致につなげていきたいとしています。