知り合いの女性から1億円以上をだまし取った疑いで、61歳の男が逮捕された。

くしゃみを手で押さえる男
くしゃみを手で押さえる男
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12日、広島・福山西署。くしゃみを手で押さえ、男が車に乗り込む。

広島県福山市の無職、高邦洋容疑者(61)だ。

高容疑者は知り合いの女性から、1億円以上をだまし取った疑いで逮捕された。

さらに、他にも複数の人たちが、同じような被害に遭っているとみられている。

その額はなんと、7億円あまりだ。その手口は…。

資金援助の名目で自分が取締役を務めていた会社に、知り合いの女性(58)から現金を入れさせた。

その後、女性にウソの電話をかけた。

高容疑者(61):
これまでに交付した額の現金を受け取るためには、銀行に現金を預け入れる必要がある。

だまし取った回数は6年間で1007回

こうした方法で、女性から金をだまし取った回数は、6年間で1007回だ。

被害額は、約1億1530万円とみられている。

調べに対し、高容疑者は「全くだましていないという事実は変わりない」と、容疑を認めていない。

(「イット!」 7月13日放送より)