2021年のアフガニスタン政権の崩壊を受け、日本に避難してきた114人が、難民に認定されたことが分かった。過去最大規模での難民の一斉認定となる。

政府関係者によると114人は、アフガニスタンのJICA=国際協力機構で働いていた現地スタッフやその家族ら。11日までに、出入国在留管理庁から難民と認められたという。

アメリカやヨーロッパと比べて難民認定率が低いと指摘される日本では、2022年の1年間で202人認定されたのがこれまでで最も多かった。今回一度に114人が認められるのは、異例の規模と言える。

日本のために働いてくれた人々を救う、人道的観点から一斉認定したものとみられる。

114人は定住者としての在留資格を与えられ、条件を満たせば永住も可能になるということだ。
(「Live News days」7月12日より)
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