静岡市の工事現場で橋げたが落下し、2人が死亡6人がケガをした事故で、橋げたを固定していた“ジャッキ”が事故原因に関係しているとみられている。

6日未明、静岡市清水区の国道1号線 静清バイパスの工事現場で橋げたが落下した事故では、2人が死亡、6人が重軽傷を負っている。

工事を発注した静岡国道事務所によると、事故当時、橋げたを油圧ジャッキで固定しておろす作業をしていたところ、落下したという。

このため静岡国道事務所は、油圧ジャッキが事故原因に関係している可能性が高いとみていて、来週にも大学教授などでつくる事故調査委員会を設置して、詳しい原因の究明などを進める予定。

一方、警察は業務上過失致死傷の疑いで橋げたが落ちた原因を調べていて、6日は、工事を行う共同企業体の現場事務所に捜査員が入り、事情聴取を行ったという。
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