静岡市の工事現場で橋げたが落下し、2人が死亡6人がケガをした事故で、橋げたを固定していた“ジャッキ”が事故原因に関係しているとみられている。
![長さ約65メートル、重さ約140トンにも及ぶ橋げたが落下し、作業員2人が死亡した](https://fnn.ismcdn.jp/mwimgs/e/3/700mw/img_e33851e633cc31fb366354d146416b8e2725094.jpg)
6日未明、静岡市清水区の国道1号線 静清バイパスの工事現場で橋げたが落下した事故では、2人が死亡、6人が重軽傷を負っている。
![橋げたを降ろす作業中に、落下してしまった。原因は橋げたを固定していた油圧ジャッキに関係しているとみられている](https://fnn.ismcdn.jp/mwimgs/d/f/700mw/img_dfcde5de2ec623365b68abb856e7e3832273281.jpg)
工事を発注した静岡国道事務所によると、事故当時、橋げたを油圧ジャッキで固定しておろす作業をしていたところ、落下したという。
![](https://fnn.ismcdn.jp/mwimgs/c/2/700mw/img_c22e3d03754f87d1b62787ddd2d049e72540210.jpg)
このため静岡国道事務所は、油圧ジャッキが事故原因に関係している可能性が高いとみていて、来週にも大学教授などでつくる事故調査委員会を設置して、詳しい原因の究明などを進める予定。
![業務上過失致死傷の疑いで原因を捜査している警察。工事を行う競合企業体の現場事務所に、事情徴収を行った(6日9](https://fnn.ismcdn.jp/mwimgs/1/3/700mw/img_13772aaeb16d77848bb4445e11325e542421622.jpg)
一方、警察は業務上過失致死傷の疑いで橋げたが落ちた原因を調べていて、6日は、工事を行う共同企業体の現場事務所に捜査員が入り、事情聴取を行ったという。
この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。
ギャラリーページはこちら(16枚)