名古屋市北区に本社を構える賃貸物件を扱う「ニッショー」が、23年春に手掛けた賃貸住宅が話題を呼んでいる。
コロナ禍をきっかけに始まったコンセプト特化型の部屋
その部屋に入ってみると、一見、普通の部屋だが、扉を開けると壁全面が鏡張りになっていた。鏡を囲むようにたくさんのLED照明。ウォークインクローゼットにはシャンデリアも。

ニッショーの広報企画部:
女優気分が味わえるメイクルームというお部屋で、思い切りメイクとかファッションを楽しんでいただこうというコンセプトのお部屋です
その名も「女優気分が味わえるメイクROOM」。リビングルームにはメイク台が2つ。本物の楽屋のような造りを意識したという。

また大きな鏡を設置し、広々としたメイク用スペースを設け、化粧品の収納場所も十分に確保されていて、メイクを思いきり楽しめるようになっている。

ニッショーの広報企画部:
心がワクワクする感覚、そういったものを味わっていただけるのかなと
ニッショーでは、1つのコンセプトに特化した賃貸住宅が話題になっていて、これまでに6つの部屋を手がけた。
料理好きの人のために作られた「料理が楽しくなる本格的クッキング1ROOM」は、リビングの中央にアイランドキッチンを構え、IHコンロや自動水栓を設置している。

リビングが丸ごと“映画館”の「迫力満点のMYシアターROOM」は、スクリーンやプロジェクターに加え、実際に映画館で使用される椅子を設置するというこだわりだ。

他にも、フィットネス部屋やキャンプ部屋などがあり、SNSで話題になっていて、全て賃貸契約済みという人気だ。

ニッショーの広報企画部:
コロナ禍で、部屋の中で何か楽しく過ごせることを提供できないかなと
「楽しめる部屋を」と2021年から始めたコンセプト特化型の部屋。今回も反響は大きく、既に新たな部屋の製作も進めているという。
ニッショーの広報企画部:
皆さんに驚いていただけるような、そういった改装を心掛けながら展開していきたいなと思っております
(東海テレビ)