コロナ助成金の不正受給容疑で、現職県議が逮捕された。

詐欺などの疑いで逮捕されたのは、鳥取県の県議会議員・平井伸治容疑者(55)と、愛媛県の飲食店経営者の女ら5人。

平井容疑者らは共謀して2021年、2回にわたって女が経営する愛媛県内の飲食店の従業員17人が休業したと偽り、国の新型コロナ対策「緊急雇用安定助成金」約1190万円を不正に受給したなどの疑いが持たれている。

平井容疑者は6月30日、最終日を迎えた県議会に普段と変わらない表情で席についていて、閉会直後の正午過ぎ、逮捕された。警察は、平井容疑者の認否を明らかにしていない。

鳥取県知事と同性同名で知られる平井容疑者。選挙戦では、7億円の詐欺事件で2010年、懲役6年の実刑判決を受けた経歴を公表。12議席中、最下位ながら初当選を果たし、注目を集めていた。
(「イット!」6月30日放送より)
この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。
ギャラリーページはこちら(10枚)