三重・志摩市で16日から始まるG7交通相会合のレセプションで、地元の高校生が料理と音楽で各国の閣僚らを歓迎することになった。

「世界に音楽を届ける」「おいしいと言われる寿司を」

軽快なメロディを奏でるブラスバンド。全国でも珍しい吹奏楽コースがある三重・鈴鹿市の県立白子高校の生徒たちだ。その実力を買われ、16日から志摩市で開かれるG7交通相会合・初日の歓迎レセプションで、各国の閣僚らを前に演奏を披露することになった。

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当日は選ばれた生徒13人が、地元の「伊勢音頭」や日本らしいゲーム・アニメの曲など4曲を演奏する予定だ。

白子高校の2年生:
初めて世界に音楽を届けるので、聞いた時は正直驚きました

白子高校の3年生:
日本の三重県のいい曲をぜひ楽しんでいただけるように、生徒一同、精いっぱい頑張っていきたいと思います

地元高校生のおもてなしは音楽だけではない。「高校生レストラン」でおなじみ、多気町の県立相可高校・食物調理科の生徒たちも歓迎レセプションに参加し、自慢の料理を振る舞う。

相可高校の生徒たちは、2016年の伊勢志摩サミットでも各国首脳のパートナーに料理を提供した実績があり、今回も県からオファーがあったという。

16日に出す予定をしているのは、高校生レストランでも人気の「だし巻き卵」のほか、三重県が誇る松阪牛や伊勢まぐろなどを使った握り寿司だ。

相可高校の3年生:
各国の大臣の方に「おいしい」と一言で言わせるような寿司を握りたいと思っています

相可高校の3年生:
三重の食をたくさんの人に発信できるようなお寿司を握れるように、心を込めて頑張っていきたいと思っています

(東海テレビ)

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