建造開始からちょうど1000年となる、フランスのモン・サン=ミッシェルをマクロン大統領が訪問した。

5日、マクロン大統領が訪れたのは、フランス北西部・ノルマンディー地方の湾に浮かぶ、モン・サン=ミッシェル。

毎年、世界中から200万人以上が集まる、ヨーロッパ有数の観光地。特徴は、様々な建築様式が混ざり合った、荘厳な建物だ。

潮が満ちて、石造りの修道院が海の上にそびえ立つ姿は、まさに息をのむ美しさだ。

現在の修道院の建造が始まってから、2023年でちょうど1000年。内部を散策し、その重みに触れたマクロン大統領。

フランス・マクロン大統領:
ここはフランスの歴史の中心です。困難に立ち向かう精神や、最善を望み、努力する精神を教えてくれます。

1000年前といえば、日本では平安時代の真っただ中。

10円玉に描かれる平等院鳳凰堂も、1053年に建立された。

1000年の間、フランスの歴史を見守り続けた修道院は、今日も変わらない姿で人々を魅了している。
(「イット!」6月6日放送より)
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