子どもが楽しめ、親は癒やされリラックス、そんな子育て世代にとって夢のような空間があるという。

それは整体つきキッズパーク「ホグシーランド Presented by ピップエレキバン」(以下、「ホグシーランド」)。

有明ガーデンのモール4階にある「キッズ有明ガーデン」で、ゴールデンウィークに期間限定で開園されたホグシーランドは、多くの話題を呼び、2023年8月18日(金)~8月20日(日)に大阪府大阪市の複合商業施設・なんばパークス5階にある「DADWAY PLAYSTUDIO NAMBA」にて改めて開園することが決まった。

駆け回る子どもを目の届く範囲で見守りながら、親はもみほぐしの施術を受けられる「ホグシーランド」の第1回目の様子と、そこから見えた魅力を紹介する。

第2回整体つきキッズパーク「ホグシーランド」開園概要はこちら
https://elekiban.pipjapan.co.jp/hogsyland/

独自の遊具で子どもたちは大はしゃぎ!

ホグシーランドで遊ぶ子ども達ともみほぐしを受ける保護者
ホグシーランドで遊ぶ子ども達ともみほぐしを受ける保護者
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ホグシーランドは育児に励むママとパパをサポートするための整体つきキッズパーク。

コリにちなんで製作されたオリジナルの遊具で子どもが遊んでいるのを見守りながら、日々の育児疲れを忘れられるよう、整体師と相談のもと、気になる体の箇所のもみほぐしを無料で受けることができる。

有明ガーデンのホグシーランドを訪れると、整体師に施術を受けるママ・パパやたくさんの子どもたちが楽しそうに遊ぶ姿が見られた。

子どもの安全を期すため、施術を受けられる際は子どもの面倒を見られる同伴者がいることを条件のもとの入場となる。

パーク内には既存の遊具だけでなく、ホグシーランド独自の遊具も用意されていて、子どもたちを飽きさせないようにされていた。

見慣れない遊具に興味津々の子どもたちでパーク内は大にぎわい。

「コリ崩しブロック」で遊ぶ子ども
「コリ崩しブロック」で遊ぶ子ども

独自の遊具の一つ、「コリ崩しブロック」は、体にたまりやすいさまざまな部位のコリの名称をデザインしたソフトブロック。

子どもたちは、ブロックを使って家やトンネルをつくって楽しんでいた。

パーク内はスタッフの見回りも行われており、安全には細心の注意が払われていて、「仕事に育児にと頑張るママ・パパに、子育ての忙しさから解放され、自分の体をゆっくり労わる時間を提供したい」という願いが感じ取れた。

「ピップエレキバンいえるかな」にチャレンジする子ども
「ピップエレキバンいえるかな」にチャレンジする子ども

もう一つの独自の遊具は、ピップエレキバンのパッケージを模したオブジェの前で、子どもたちがマイクを通して「ピップエレキバン!」と言えるかどうかをチャレンジする「ピップエレキバンいえるかな」コーナー。

実はこの商品名は破裂音が多いため、発声がしにくい。かわいらしい口調で挑戦する子どもたちの姿に親だけでなく周囲も癒されていた。

自分の子どもが「ピップエレキバン!」と叫ぶ姿に、肩のもみほぐしを受けながら、目を細める親もいた。

「あったらいいな」と思っていた場所

ピップ独自の調査では、キッズパークの中では子どもを注視する必要があり、親はなかなか休まらないと回答した未就学児の親が76.0%もいたそうだ。

さらに、子どもとお出かけしている際に、「親も休憩する場所があると嬉しい」と答えた人は92.0%にも上り、育児中の親にとっては休日も体が休まらない状況が明らかになったという。

そんなママ・パパの「子遊び疲労」をサポートすべく、開園に至った。

もみほぐしを受けている最中の、4歳と2歳の子どもを育てているママはホグシーランドのような場所を求めていたと話す。

「託児所がついている整体には行ったことがありますが、そこでは基本、子どもは施術が終わるのを『待ってもらう』感じなんですね。

でも、ホグシーランドのように遊び場に整体がついていると、子どもも満足に遊べて、親も(ただ単に子どもを見守るだけでなく)リフレッシュにその時間をあてられる。実は、こういう場所が『あったらいいな』って思っていたんです」

また、3歳の子を連れたママは「やっぱり、目の前で走り回る子どもを見つつ、足ツボとかを押してもらえたら、最高ですよね」と語った。

自宅でできるセルフケアのアドバイスも

ホグシーランドでは施術をしてもらえるだけでなく、日常的に行えるセルフケアについても、アドバイスを受けることができる。

そこで、伊藤智昭先生(首都医校 柔道整復学科教官)に“もみほぐし”のアドバイスをもらった。

「休日とはいえ、軽いウォーキングやストレッチ程度でもいいので、体を動かした方がいいでしょう。それで代謝を良くして、血行不良や筋肉の緊張をほぐしていくのが良策です。ホグシーランドでは、まさに血行を改善することを心がけながら施術をしています」

日常でできる肩のセルフケアの一例を伊藤先生に教えてもらった。

「両手を上にピンと伸ばして、手のひらを外側に向くようにして、肩甲骨を動かすことを意識して肘を下げていきます」

首都医校 柔道整復学科教官 伊藤智昭先生
首都医校 柔道整復学科教官 伊藤智昭先生

「そして最後に、肘をピンと伸ばした状態で体の正面で手が合わさるようにする」

「これを10回くらい繰り返して、肩甲骨の動きをよくしてあげることで、肩がラクになります」

1回目は大盛況!多くの反響があった

ホグシーランドは、開園1週間で総来園者が7060名と大盛況だった。

SNSでは、「子連れで整体ってハードルが高かったのでコリを放置していましたが、ホグシーランド、親子共々嬉しい場所」「子どもの成長はとっても楽しみですが、日々疲れは溜まるので共感しました」という賛同の声が多く投稿され、「全国で実施してほしい」「常設してほしい」「有料でいいから受けたい」など、再度実施の希望が寄せられたという。

育児による休日の身体的な疲れを当然のことと捉えて、これまで我慢していたママ・パパたちから、歓喜の声が広がっていた。

ピップ株式会社ブランドマネジャーの松浦由典さんは、開園した際に意識した点についてこう話す。

ピップ株式会社ブランドマネジャー・松浦由典さん
ピップ株式会社ブランドマネジャー・松浦由典さん

「育児環境の整備が進んでいる昨今ですが、育児中の親がリアルに感じている身体的な疲れに対する施策があまりないと感じていました。そんな中ピップで実施した調査で、多くの親が休日の『子遊び疲労』を諦めている状態であることが明らかになりました。

そこで、コリの改善に向き合い続けてきたピップエレキバンだからこそ、休日の親の疲れを癒せる場所をつくりたいという思いで、普段のキッズパークで親に整体を提供する『ホグシーランド』を企画しました」と、開園意図を語った。
 
また、工夫した点として「ママさん、パパさんを目や耳からも癒したいという思いに加え、子どもも思いっきり楽しめる場所にしたいという思いから、『コリ崩しブロック』や『ピップエレキバンいえるかな』という独自の遊具も用意しました」と、独自遊具の存在を挙げた。

ホグシーランドを通して松浦さんは 「来園された方からは、『子どもがかわいく遊ぶ様子を見守る間に、自分の疲れもケアすることができて最高だった』という声をいただき、お子さんとの休日のおでかけを楽しみつつ、自分も日々の子育ての疲れを癒す休日にしたいというニーズに応えられた」と振り返る。

「1週間の疲れを癒すためのはずの休日が、実はママさん、パパさんにとっては疲れが溜まる日になっている。そんな悩みに寄り添うことができていれば嬉しいです」

そして今後の展開について次のように語った。

「今回、改めて育児中のママさん、パパさんが疲れを解消できず、体のコリに悩んでいる現状を知ることができました。来園された方はもちろん、来園できなかった方からもたくさんの反響の声をいただいたので、ブラッシュアップしながらいろいろな場所で継続的に開園できたらと考えています」

【第2回整体つきキッズパーク「ホグシーランド」開園概要】
日時:
2023年8月18日(金)~8月20日(日) 11:00~18:00

場所:
なんばパークス5階「DADWAY PLAYSTUDIO NAMBA」内(〒556-0011 大阪府大阪市浪速区難波中2-10-70)

もみほぐし体験:無料
※DADWAY PLAYSTUDIO NAMBA入場に関する詳細及び料金は、以下施設HPをご覧ください。https://www.dadway-playstudio.jp/studio/namba/

公式HP:
https://elekiban.pipjapan.co.jp/hogsyland/
主催:ピップ株式会社
監修:日本教育財団 首都医校 柔道整復学科