民間軍事会社「ワグネル」のトップであるエフゲニー・プリゴジン氏が、77分間のロングインタビューに答え、不気味な警告をしていた。
「ワグネル」のトップが不気味な警告
ウクライナの最前線で戦うロシア兵たちのボス的存在。国防省の幹部たちにも鬼の形相で噛みつき続ける狂犬エフゲニー・プリゴジン氏(61)。
この記事の画像(12枚)「ワグネル」プリゴジン氏:
私はロシアを愛している。プーチンに忠誠を尽くす。ショイグ(国防相)はクソだ
民間軍事会社「ワグネル」のトップであるエフゲニー・プリゴジン氏が、ドリンクを片手に77分間のロングインタビューに答えた。
世界地図の前に座って話すプリゴジン氏。その途中、突然カメラの方へ体を向けると…
「ワグネル」プリゴジン氏:
エリート官僚のクズどもよ!お前らの子供を戦場に連れてこい!子供が死んだら葬式に出して埋葬しろ。それで市民は納得するさ
さらに、不気味な警告もしていた。
エリートは自分たちの子供を戦争から守り、庶民の子供が死んでいく状態が続けば…
「ワグネル」プリゴジン氏:
このままではロシア革命(1917年)がまた起こる。まず兵士たちが立ち上がり、その家族たちが立ち上がる
先週末には、「激戦地バフムトを制圧した」と発表していたプリゴジン氏。
しかし、今後の戦況については悲観的な見方を示している。
「ワグネル」プリゴジン氏:
我々はウクライナを非武装化しようとした。結果は逆だ、ヤツらを武装集団に変えてしまった。今のウクライナ軍は最強だ!
プリゴジン氏は、これまでに「ワグネルの兵士2万人以上が死亡した」と明かしている。
そして5月25日、プリゴジン氏はSNSを更新。
「ワグネル」プリゴジン氏:
10分後には出発だぞ!
「激戦地バフムトから撤退を始めた」と発表。
今後は、正規軍に任せ、ワグネルを再訓練するとみられる。
(「イット!」5月25日放送より)