眩しい日差しが降り注ぐハワイのビーチ。制限なしのゴールデンウィークを待ち望んできた多くの日本人が訪れている。

運行再開!GW中の“海の守り神”はほぼ満席?

観光客に人気のハワイ・ホノルルにあるパンケーキ店「カフェ・モーリーズ」。

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特に人気なのが、ハワイの“海の守り神”ウミガメをフルーツなどで表現した「ミックスフルーツ・ホヌ・パンケーキ」。

娘に会いにハワイへ:
来るときも「ホヌ」の飛行機に乗ってきたので、“カメ・カメ”。

「ホヌ」とはウミガメのデザインをあしらった。全日空(ANA)の成田-ホノルル定期便「フライング・ホヌ」のこと。

コロナの影響で全て運休となっていたが、2023年4月に約3年ぶりに毎日の運航が復活。

ゴールデンウィーク期間中の予約は、コロナ前の9割にまで回復しているという。
4月29日もほぼ満席で、509人の乗客がハワイへ向かった。子どもたちは早くもハワイ気分だ。

戻る日本人観光客 行けずじまいのハネムーンを満喫

ハワイのさまざまな場所にも日本人観光客が戻ってきた。

ショッピングセンター「ロイヤル・ハワイアン・センター」では、フラダンスのショーが披露されていた。

日本人観光客:
心が癒されました。のんびりしていて、日本にはない感じ。

三日月形の美しい砂浜が広がるワイキキビーチでは、子どもたちが海を満喫。

日本人観光客:
(ハワイは)5年ぶり。コロナで延期になって今日やっと。

こちらの夫婦は、結婚してすぐにコロナ禍を迎えたため、新婚旅行に行けずじまい。今回はその間に生まれた男の子と親子3人で初めての海外旅行。

母親:
飛行機を降りた瞬間から、(子どもが)ニコニコし始めて、ハワイわかってるの?って。

父親:
久しぶりに海外に来られて、今までのたまっていたものを発散させたいなと。

早速楽しんだのは、ワイキキの夜空を彩る「ホテルの花火ショー」。

母親:
ハワイで(花火が)見られて感慨深い。

「比較的来やすい状況」

日本人の姿が戻り始めたハワイ。一方で、「日本人はまだまだ少ない」といった声も聞かれた。
それだけに、現地では今後の更なる回復に期待を膨らませている。

ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ アジア地区広報マネージャー 塙 麻衣子さん:
(水際対策の緩和で)日本人の方には、比較的来やすい状況にはなってきていると思うので、今後、続々と日本人の方がハワイに訪れていらっしゃることを期待しています。

(「イット!」5月1日放送分より)