
現在アフリカを歴訪中の岸田首相。最初に訪問したのは、エジプトだ。

首脳会談で岸田首相は、主食である小麦の輸入をロシアに頼るエジプトに、農業分野での技術提供を行うほか、地下鉄整備など「多方面にわたる息の長い支援を続ける」と表明した。

そんなエジプトでは、日本政府の支援により、5年前から日本式の教育を取り入れた学校があり、子供の生活態度が変わったと人気になっている。

取材班がエジプトの小学校を訪れると、日本と同じように、児童が自ら掃除する姿が。

エジプトでは、“掃除は社会階層の低い人がすること”という意識があり、当初は保護者の間で抵抗があったという。

しかし今では、子供が家でも整理整頓するようになったと評価されている。

カメラの前に、集まってきてくれた子どもたち。「(掃除すれば)楽しく過ごせるような気持ちになる。冒険している感じ」と元気に話した。

また、日直や学級会などを通して主体的に取り組む姿勢も学んでいるという。

日本式の学校は現在51校だが(2023年5月現在)、去年の入学希望者は定員の5倍に達するほどの人気で、今後、さらに増やしていくという。
(「Live News days」5月1日放送より)
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