立石修キャスターが選ぶイチ推しニュースを解説する「タテイシ4時推し」。
今回のテーマは「ユニクロ1位」。ユニクロの商品が世界的にブレイクしているという。

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SNSで話題になりヒット

大手ファッション検索エンジン「Lyst」が発表した今シーズンの注目アイテムランキングで、ユニクロの「ラウンドミニショルダーバッグ」(1500円・税込み)が、海外の有名なブランドの商品を抑えて1位に輝いた。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

LYST(@lyst)がシェアした投稿

このバッグは、TikTokなどのSNSで話題になってヒットしているという。実際に、都内のユニクロでは、海外から来た観光客がこのバッグを購入する姿もみられた。

マレーシアから来た人:
友だちみんな持っている。

マレーシアから来た人:
(色が)とてもきれいで、私がよく着る服とも合う。

アメリカから来た人:
このサイズの割に、カメラやパスポート、財布など他のものもたくさん入る。

「ミレニアル世代のバーキン」

イギリスの大手新聞・ガーディアン紙はこのバッグについて、ファッション関係者の間で「ミレニアル・バーキン」と呼ばれていると解説している。

「ミレニアル」とは、一般的に1981年から1996年に生まれた世代のことを指す。

フランスの高級ブランド、エルメスのバッグ「バーキン」は、女優・歌手のジェーン・バーキンさんがボロボロの袋を使っていたのを見た当時のエルメスの社長が、何でも入れられるような、口が広く、使いやすくてしっかりした実用的なバッグを作ろうと提案したのが最初だといわれている。当時は、女性のバッグは小ぶりでかわいらしいものが主流だったが、女性の社会進出とともにライフスタイルも変わり、仕事道具なども携帯するような新しい時代になってきていた。

ガーディアン紙などはユニクロのバッグについて、両手が使えてスマホでメッセージが打ちやすいなど、今のライフスタイルに合ったものだと指摘している。

(「イット!」4月26日放送より)