ツイッターのアカウント名の横にある“青いマーク”。

このマークが突然消えたという事態をめぐり、芸能人たちから戸惑いの声が上がっている。

名前の横の赤い丸でくくられたマークが“認証マーク”
名前の横の赤い丸でくくられたマークが“認証マーク”
この記事の画像(11枚)

EXIT・りんたろー。公式ツイッターより:
【悲報】公式マークTwitterBLUEが失踪。。

安田大サーカス・クロちゃん公式ツイッターより:
Twitterの認証マーク消えてるしん!
あーん、なんなのぉー(;ω;)

ハラミちゃん公式ツイッターより:
あ....あれ.....公式マークが外れちゃってるよぉぉぉぉ?!?!

藤田ニコル公式ツイッターより:
お金払わないと公式マーク消されるみたいで消された。有名になってきた時に公式マークついたのが高校生の時めちゃくちゃ嬉しかったな。でも消えた今。もはやいらないまであるな。。お金払ってまでの価値があるのかもわからない

青色の認証マークは、アカウントが本人のものであることを示すもの

ファンにとっては、公式アカウントとして信用する一つの基準となってきたものだ。

河野太郎公式ツイッターより:
ブルーマークがなくなってしまった。

河野太郎デジタル相も、認証マークが突如消えたひとり。河野氏なりの抵抗なのか、自身のアカウント画像は認証マーク付きのときの写真に変更されていた。

今後“なりすまし”による詐欺被害も懸念

騒動のきっかけは、ツイッターの運営会社を買収したイーロン・マスクCEOの決断にあった。

収益性を高めるため、これまで無料だった認証マークを有料にする方針に転換。

これを受け、ツイッターの運営会社は4月20日、有料サービスに加入していないアカウントの認証マークを一斉に削除したのだ。

認証マークの削除は、利用者にとってどのような影響があるのだろうか?

ITジャーナリスト・三上洋さん:
著名人や企業などの認証マークが外れますと、なりすましをしてくる人物が現れるかもしれません。こういったなりすましによる詐欺、偽サイト誘導という恐れもあります。

社会的信用に繋がっているという認証マーク。

日本では月額980円の有料会員サービスに加入することで認証マークを付けることが可能だというが…

ITジャーナリスト・三上洋さん:
これからの認証マークはいわばお金で買っているような形のマークになりますので、認証マークがついている人の言っていることが信頼できるとは限らないよという注意が必要です。

騙されないためには、より慎重な見極めが必要となりそうだ。

(「イット!」4月21日放送分より)