“奇跡の赤ちゃん”が母親と再会した。

おめかしをしてちょっと緊張気味の、生後3カ月半の赤ちゃん。赤ちゃんが乗り込んだのは、大統領専用機だ。その後は車に乗り換え、腹ごしらえ。

向かった先は病院。そこには赤ちゃんの母親が待っていた。
大地震発生から128時後に救出
この赤ちゃんは、2023年2月にトルコで起きた大地震で、がれきの中から救出された。

助け出されたのは発生から128時間後。奇跡の赤ちゃんだ。

これまで赤ちゃんの身元は何もわかっていなかった。そのため、赤ちゃんはトルコ語で“謎”を意味する「ギゼム」と呼ばれていた。
母親と54日ぶりに再会…本当の名前も判明
どのようにして、2人が親子だとわかったのか。トルコ当局が赤ちゃんのDNAを調べたところ、別の病院で治療する母親と一致。再会が実現したのだ。

母親に抱きしめられる赤ちゃん。再会したのは54日ぶりだ。

本当の名前は「べティン」だという。
(「イット!」4月4日放送より)