史上最年少で6つ目のタイトルを獲得した、将棋の藤井聡太六冠(20)が、一夜明け、会見で喜びを語った。

棋王戦の勝利から一夜明け、会見に臨む藤井六冠(20日 午前)
棋王戦の勝利から一夜明け、会見に臨む藤井六冠(20日 午前)
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藤井聡太 新六冠:
タイトル数自体は、それほど意識するということはないんですけど。(防衛戦が続く中で)獲得できたのは、非常に嬉しい結果だと感じています。

11連勝をかけた渡辺明二冠との対局だった(19日 栃木・日光市)
11連勝をかけた渡辺明二冠との対局だった(19日 栃木・日光市)

藤井六冠はきのう19日、栃木県・日光市で行われた棋王戦五番勝負・第4局で、渡辺明 二冠(38)に勝利し、6つめとなる「棋王」のタイトルを獲得した。

六冠達成は史上2人目で、羽生善治九段(52)の最年少記録を更新した。

大勢の報道陣の前で、撮影に応じる藤井新六冠
大勢の報道陣の前で、撮影に応じる藤井新六冠

現在、将棋界は八大タイトル制。羽生九段が達成した七冠を超える史上初の八冠独占を、早ければ今年(2023年)秋にも成し遂げる可能性がある。

藤井六冠が書いた「六冠」の色紙を掲げる
藤井六冠が書いた「六冠」の色紙を掲げる

藤井六冠は、六冠の色紙を持った時は「少し照れくさいけど、光栄なことだと思います」と話していた。

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