アメリカ・ジョージア州で、警察施設の建設に対する抗議デモが過激化している。

公開された映像。画面の奥にいる人物が手前の方に何かを放り投げると…

地面の上で煙が噴き出し、多くの火花が飛び散った。

5日に米・ジョージア州アトランタで起きた警察の訓練センター建設に対する抗議デモの様子。

建設現場に続々と集まってくるデモの参加者たち。その数は、優に100人を超えている。

顔を隠し、黒い服に身を包んだ人々が集まってきている。フェンスの向こうから、岩や火炎ビン、花火などを投げ込んでいく。

近くの重機に火炎ビンを投げ入れるなど、反対派の行動はさらにエスカレート。

建設現場の多くの場所で火の手が上がっている。
反対派「抗議弾圧のための施設」と主張
なぜ、これほど過激な抗議活動をするのだろうか。

反対派は、この場所を警察の街“コップ・シティ”と呼び、警察への抗議を弾圧するための施設だと主張している。

さらに「東京ドーム7個分の敷地を作るため、多くの木を切って環境を破壊している」と主張している。

今回は35人が逮捕された。

逮捕者のほとんどがジョージア州以外の出身で、カナダやフランスからの参加者もいたということだ。
(「イット!」 3月7日放送より)