神奈川県で妻を殴ってけがをさせた男が、3年前も口論から妻と“もみ合い”になり警察沙汰になった際、「もうしません」と話していたことが分かった。

報道陣の方へ目を向ける容疑者
報道陣の方へ目を向ける容疑者
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車の方へ向かう容疑者
車の方へ向かう容疑者

21日午前、神奈川・瀬谷署から送検される際、一瞬、報道陣の方へ視線を向けた後、男は一度もカメラに顔を向けることなく、警察の車へと乗り込んでいった。

妻を殴ってけがをさせたとして、傷害の疑いで逮捕された、伊藤裕樹容疑者(34)。

妻の初音さん(26)は19日、伊藤容疑者の車の中で死亡が確認された。全身に殴られた痕があったという。

警察の調べに対して、伊藤容疑者は「酒を飲んでいてトラブルになった」と話している。

フェイスブックには6年前の結婚式の映像が投稿されていて、幸せな表情を見せていた二人。

その結婚生活をめぐって、新たな事実がわかった。

3年前にも“もみ合い”で警察沙汰に

2人は3年前、口論からもみ合いになり、初音さんは実家に避難。

その際、伊藤容疑者は「もうしません」と警察に話していたという。

しかし事件当日の夜にも、夫婦の自宅からは怒鳴り声が聞こえてきたという。

警察は、容疑を傷害致死に切り替え、詳しく調べる方針だ。

(「イット!」 2月21日放送より)