ロシアによる軍事侵攻が始まって以降、2度目となる外国訪問で、イギリスとフランスを訪れたウクライナのゼレンスキー大統領は、各国首脳に戦闘機などの供与を求めた。

フランスのマクロン大統領とドイツのショルツ首相は、8日、ゼレンスキー氏との会談で改めてロシアを非難し、軍事支援を継続すると表明した。

一方、ゼレンスキー氏は「長距離重火器や戦闘機を手に入れれば、ロシアの侵略はすぐに終わる」と強調し、供与を求めた。

これに先立ち、イギリスを訪問したゼレンスキー氏は、議会などで戦闘機の供与の必要性を訴えた。


これに対しスナク首相は、ウクライナ兵への軍事訓練の対象を戦闘機パイロットに拡大すると表明し、戦闘機自体の供与については「あらゆることを検討している」と述べるにとどまった。

(「Live News days」2月9日放送)