雪を目当てに多くの観光客が集まっているスキー場。新潟県妙高市のスキー場では、日本人だけでなく、多くの外国人観光客の姿が見られた。
増加する外国人観光客に期待の声
記者リポート:
気持ちのいい青空が広がっているゲレンデには、色とりどりのウエアを着た人たちがスキーやスノーボードを楽しんでいます

多くのスキーヤーなどでにぎわっていたのは、妙高市の赤倉観光リゾートスキー場。新型コロナウイルスの影響も続くなか、今シーズンになってから増えているのが外国人観光客だ。

オーストラリアから来た人:
雪がとてもいい。オーストラリアよりはるかにいい

アメリカから来た人:
楽しい!たくさんの雪、日本の他の場所は雪がない。私は数日前、新宿にいて、妙高市にはきのうから来ている

オーストラリアから来た人:
最後に妙高に来たのは2019年。とっても楽しい。毎日楽しい

2022年10月11日に空港での水際対策が緩和されてから3カ月。スキーシーズンを迎え、訪れる外国人観光客は2021年・2022年に比べて、増加傾向にあると言う。

赤倉観光リゾート&スパ 後藤幸泰 統括支配人:
ゲレンデでも海外のお客様を多く見かけるようになったし、妙高の街中でも大変多くの海外のお客様を見るようになった。新型コロナ前の8割~9割まで戻ればいいかなと思っている

こうした変化は日本人のスキーヤーなども実感していた。
妙高市に住む学生:
外国人観光客は去年とかもいたが、ちらほらという感じだった。今年は全然多い。客全体の半分くらいいても、おかしくない

スキー場の受付:
英語を使っての接客は、最近あまりなかったので、自分も忘れているところがあった。
(Q.だんだんやりながら?)
スキー場の受付:
思い出している感じ

この外国人観光客の増加に、スキー場周辺の飲食店や宿泊施設も期待を寄せている。

飲食店:
「今年は期待できる」という話は最初から聞いていたので、「やっとだね」とみんな言っている

飲食店:
期待はある。もちろん、ぜひぜひ来ていただきたいし、もっと赤倉を知っていただきたい

宿泊施設:
ぜひ来ていただいて、日本の良さを知って、広めていただけたらありがたい

(Q.元に戻ってほしい?)
宿泊施設:
そうですね。戻って来ていただいて、にぎわえばという思いは切にある

外国人観光客の増加とともに、街は徐々に活気を取り戻している。
(NST新潟総合テレビ)