子育ても仕事も頑張りながら働く、ママさんたちのリアルな1日をのぞくと、限られた時間で家事・育児をこなす究極の時短ワザの連続だ。そこで、北海道内で暮らす働くママの1日を追いかける。
今回の主役ママは、札幌市中央区に住む、Hiro(ヒロ)さん(36)は、3歳の女の子を育てるママ。お仕事は美容師で、子連れママや妊婦さんなど幅広い客層から愛される人気スタイリストだ。
家事に育児に、自分の“オシャレ”も同時進行!

さっそく時短美容!
フェイスパックをしながら、子どもの朝食を準備する。Hiroさんの子どもは今、イヤイヤ期真っ只中。ご機嫌を損ねないように、パン、白飯、麺類の“トリプルスタンバイ”で切り抜ける。

一方、Hiroさんの朝食は“コーヒー1杯”だけ。ダイエットに効果的というクリームを入れて、空腹をしのぐ。
産後太りの解消のために続けている習慣なんだそう。

そして、子どもの朝食を見守りながら、隣で化粧をこなす。
ここでの“ベストバイ”アイテムは、ファンデーション。
日焼け止め不要、化粧下地も不要のファンデで、超時短。
忙しい朝でもオシャレは絶対に手を抜きたくない、Hiroさんの必須アイテムだ。
昼食は後回し!客足が絶えない人気美容師

Hiroさんが勤めている、札幌市中央区南2条西6丁目にある美容室「ciLo」。担当している客層はさまざまだ。この日は赤ちゃんを連れたママさんや、妊婦さん。女性はもちろん男性の姿も。
「Hiroさんに会いに来るのが特別な時間」と、ただ髪を切るだけではない信頼関係が結ばれているのがわかる。

昼食は施術のスキマ時間に食べるのが常。しかしこの日は客足が途切れず…帰り支度にパクリ!
もはや夕飯…だが、これが人気美容師の日常だ。
“レンチン”だけ!火を使わないカレーで時短

走って子どものお迎えへ行き、自宅についたのは午後8時。
夕飯は休日に作り置きしていたカレー。なんとこのカレー、材料を入れたボウルをレンジでチンするだけの超簡単レシピだという。
火を使わないうえに、面倒な鍋の片付けからも解放されて、いいことばかり。
“イヤイヤ期育児”大切にしていること

おいしそうに仕上がったカレーだが、“イヤイヤ期”の一人娘は食べてくれず…。
そんな思い通りにいかないことばかりの毎日で、Hiroさんが大切にしているのは、「仕事を、人生を楽しんでいる姿を、子どもに見せる」ことだ。

「お母さんがハッピーじゃないと、子どもがハッピーになるわけない!」というHiroさん。「保育園どうだった?ママも仕事楽しかった!」と子どもに話しかける。
家事・育児をこなしながら、大好きなオシャレ、大好きな仕事も手を抜かない。その生き方は、きっと、子どもにも伝わっているはずだ。
(北海道文化放送)