年の瀬が近づき、寒さが一層厳しさを増すこの時季。動物たちにも寒さをしのぐ様子が見られるが、そんな中でも厳しい“ルール”があるところもあるようで…。

カピバラは雪見風呂でゆったり 身を寄せ合うサルは寒い中にもルールあり

鳥取・米子市にある牧場「大山トム・ソーヤ牧場」。

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20日、雪が降る中、むしゃむしゃとエサを食べるカピバラの姿が。

そして、食事が終わると…、あたたか~いお風呂に入った。

今シーズン最強寒波の影響で、ヤギやヒツジなどが雪の積もる外で過ごす中、寒さに弱いカピバラは、雪見風呂で温まっていた。

一方、香川・小豆島(しょうどしま)にある「自然動物園 お猿の国」では14日、サルが身を寄せ合っていた。寒い時期に見られる、“サル団子”だ。

赤丸で囲んだサルが、左側に移動すると…
赤丸で囲んだサルが、左側に移動すると…
青い丸で囲んだサルが立ち上がり、赤丸のサルに場所を譲った
青い丸で囲んだサルが立ち上がり、赤丸のサルに場所を譲った

よく見ると…、手前にいたサルが左の方へ移動すると、そこにいたサルが場所を譲るように、外へと移動。

赤丸のサルは内側へ、青丸のサルは外側へ
赤丸のサルは内側へ、青丸のサルは外側へ

実は、“サル団子”にはあるルールがあるという。

一番温かい真ん中は、ボスザルの指定席。
そして、序列が低いほど、どんどん外側に追いやられるのだ。守らなければ、追い出されるという。

一匹、また一匹と増え、この日は約60匹のサル団子となった。

(「イット!」2022年12月20日放送分より)