50万人に1人という難病を治すため、アメリカで心臓移植を受けた中沢維斗君(11)。

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写真に写っている維斗君は、クリスマス飾りの前で笑顔でピース。

現在は外で遊べるほど回復し、帰国の日を待っている。

しかし、日本で待つ父・智春さんが行った会見に笑顔はなかった。

中沢維斗君の父・智春さん:
否定的に言われているんですけど、その辺はもう覚悟の上で…私は決めたので

高額な医療費の支払いのため、再び募金活動を行うことを明らかにした。

アメリカに渡る前、両親や支援者たちが募金活動を行い、当時の目標金額を上回る2億5100万円が集まった。

しかし、歴史的な円安が起こった上に、渡米後の体調悪化で補助人工心臓を付けることになり、病院からは追加で3億円以上の請求があったという。

中沢維斗君の父・智春さん:
(請求額を)払わなかったら、これから子どもを助けたくて、海外での移植を目指すご家族にも悪影響を与えてしまう、迷惑をかけてしまう…。心苦しいのですが、いま一度、維斗のために、またお力を貸していただきたいと本当に切に思いますので、何とぞ、ご協力よろしくお願いします

2回目の募金の目標金額は、3億6000万円。

集まった募金が余った場合は、アメリカでの心臓移植を目指す子供に寄付するという。

(「イット!」 12月19日放送)