東京の都心部と臨海部を結ぶ「環状2号線」で、18日午後の全線開通を前に記念式典が行われた。

「環状2号線」は、都心部と臨海部を結ぶおよそ14キロの都道で、築地から新橋駅付近につながる旧築地市場跡地の地下トンネルを含むおよそ1.4キロが完成し全線開通する。

18日午後3時の全面開通を前に、小池知事らが参加して記念式典が行われ、知事を乗せた車などが新しいトンネルを走行した。

環状2号線は、当初、東京オリンピック・パラリンピックに、あわせ築地市場跡地の地下にトンネルを整備して主要道路として利用する計画だったが、築地市場の移転が延期されたため計画が遅れ、きょうの開通となった。

1日6万台の車両が通ると見込まれていて、トンネルには排気ガスの換気設備や巨大な消音装置が設置されている。