先月の新規外国人入国者数が、去年の同じ月の40倍以上だったことが分かった。
出入国在留管理庁によると、先月、日本に入国した外国人の数は、約45万4500人で、去年の同じ月(約1万1000人)の40倍以上だった。また、前の月(約14万6300人)に比べても3倍以上となった。
また入国者のうち観光目的の外国人は、9月の15倍以上に当たるおよそ28万8900人にのぼった。
先月11日に、政府が水際対策を緩和し、ツアー以外の個人の外国人観光客の入国を解禁したことなどが要因とみられる。
今月も引き続き観光目的の入国者数は高い水準にあり、1日あたりの入国者数は増加しているという。なお、コロナ禍前の2019年の同じ月(約223万4500人)と比べると、依然、2割程度と低い水準のままとなっている。