私がお伝えしたいのは、「危険な通学路対策」です。

千葉県の児童5人死傷事故から1年が経ち、全国の危険な通学路、7万6404カ所のうち、6割近い4万5057カ所で横断歩道の設置などの対策が進みました。また、警察は持ち運び式の速度違反取り締まり装置を使い通学路の取り締まりも強化しています。

ポイントはこちら、「危険な通学路 いつ安全になる?」注目です。

【注目ポイント・記者解説】

去年6月28日、千葉県八街市で下校中の小学生が飲酒運転のトラックにはねられ2人が死亡、3人が大ケガをしました。この事故を受けて、警察庁、国交省、文科省が合同で通学路の点検を行った結果、対策が必要な「危険な通学路」は全国で7万6404カ所に上ることが判明しました。

安全対策として、およそ5400カ所の横断歩道の設置や更新を実施し、ガードレールなどを新たにおよそ800カ所に設置した他、およそ900本の道路標識が見えやすくなるよう改善されました。

また、全国の警察は通学路などの狭い生活道路にも持ち運んで速度違反を取り締まることができる移動式オービスの台数を今年3月末時点で全国に117台整備しました。

これにより取り締まりを強化することが可能になりオービスの運用は前年に比べて4割増えて1万1075回に上っています。さらに、今年春の交通安全運動中には全国で通学路の一斉取り締まりが行われおよそ1万5200件の交通違反が検挙されました。

危険な通学路の安全対策は、来年度末までの完了を目指していますが、子どもの安全を守るためには積極的な対策が求められています。

記事 5 尾瀬真澄