私がお伝えしたいのは「自転車の危険走行 全国の1887カ所で問題に」です。

コロナ禍で人気の高い自転車ですが、自転車の危険な走行が問題となっている地区や路線は全国の1887カ所に上ることがわかりました。全国の警察では、場所を公表して取り締まりの強化に乗り出しています。

ポイントはこちら。「減らない自転車の危険走行 悪質な場合には罰金も」注目です。

【注目ポイント・記者解説】

危険な走行が問題の地区や路線1887カ所は、全国の警察署が自転車の通行量や違反や事故の発生状況、住民の要望などを踏まえて重点的に取り締まりを行う地区として選んだものです。

警察のHPには、地図と共に選定した理由や注意点などが掲載されています。

これらの地区で危険な走行をしている場合には、警察官が呼び止めて安全を促す「指導警告票」を手渡す他、歩行者や車に危険が及ぶ悪質な場合には交通切符、いわゆる赤切符が切られ、違反内容によっては罰金が科せられることもあります。

自転車の違反の去年の検挙件数は2万1906件で、「信号無視」が1万978件、「踏切立ち入り」が4383件、「一時不停止」が2595件、「携帯やイヤフォンなどのながら運転」が1554件、「通行禁止違反」が658件となっています。

コロナ禍で人気の自転車ですが、乗る際にはルールやマナーにご注意下さい。

(フジテレビ社会部 尾瀬真澄)

尾瀬真澄
尾瀬真澄