名古屋発の人気ご当地スイーツ「ぴよりん」。ひよこの形をした愛くるしい見た目が話題となり、名古屋駅構内の売店では行列ができるほど人気のプリンだ。
そんなぴよりんにこのたび、静岡限定バージョンが登場。なぜぴよりんの限定版を静岡で作ることになったのか。

名古屋発のぴよりん…なぜ“静岡色”に?

この記事の画像(14枚)

ぴよりんは2021年、将棋の藤井聡太五冠が対局中の“3時のおやつ”に「ぴよりんアイス」を食べたことで、人気に拍車がかかった。

そんなぴよりんだが、JR静岡駅前にある「ホテルアソシア静岡」で静岡版が発売された。どんなぴよりんが出てくるのか…

ホテルアソシア静岡の古田信隆 製菓料理長と高里アナウンサー

ホテルアソシア静岡・古田信隆 製菓料理長:
おまたせいたしました。「うちっちぴよりん」でございます

出てきたのは、緑色の「うちっちぴよりん」だ。

古田信隆 製菓料理長:
静岡抹茶を使ったムースになっております

静岡色に染まったぴよりん!早速試食させてもらう。

高里絵理奈アナウンサー:
抹茶の味が濃いですね。最初にガツンと抹茶の味がきて、そのあとにミカンの酸味がふわっと感じられて、すごくおいしいです

見た目はかわいいが、味は上品だ。

古田信隆 製菓料理長:
味は本格派ということで、まわりには抹茶とホワイトチョコレートのムースを、一番下にも静岡抹茶のビスクが敷いてあります

中には本家ぴよりんと同じイメージで、プリン型にしたミカンのムースとジュレ、ゼリーが閉じ込められている。お茶にミカンに、静岡の名産が詰まっている、というわけだ。

なぜぴよりんが静岡に来ることになったのか。その理由は古田製菓料理長にあった。

古田製菓料理長は、実は藤井五冠が食べたぴよりんアイスの生みの親。去年7月に名古屋マリオットアソシアホテルの製菓料理長から、ホテルアソシア静岡の製菓料理長に「異動」になった。古田製菓料理長が静岡に来てくれたからこそ「うちっちぴよりん」が生まれたのだ。

#ぴよりんチャレンジは静岡版が有利?

ぴよりんを崩すことなく無事に持ち帰る挑戦は「#ぴよりんチャレンジ」として多くの人がSNSに投稿し、話題となっている。失敗の投稿が多いことが物語るように、本家ぴよりんは崩れやすい。

しかし、静岡のぴよりんは...

古田信隆 製菓料理長:
通常のケーキのように、安全に持って帰っていただければ大丈夫です

スタジオにやってきた「うちっちぴよりん」 「ぴよりん」(左)より強そうだ

いったいなぜだろうか。「うちっちぴよりん」もふわふわ食感で、一度食べれば、これでよく形がキープできるものだと感心するに違いない。

古田信隆 製菓料理長:
まわりの抹茶のムースはゼラチンだけで固めるだけでなく、ホワイトチョコレートの力を使って固めてあるので、口に入れたとき体温で溶けるようになっています

うちっちぴよりんが強い理由はホワイトチョコだった。

販売当日 整理券はあっという間に終了

整理券を求めて並ぶ人たち(静岡市 5月20日)

「ぴよりん」と「うちっちぴよりん」のセット(1200円)が5月20日から3日間限定で販売された。予約分100セットに加え当日分も150セットずつ販売され、整理券が配布された。

大森万梨乃アナウンサー:
午前9時50分です。ぴよりんと、うちっちぴよりんを求めて午前10時から始まる整理券の配布を前に、すでにたくさんのお客さんが集まってきています

「ぴよりん」と「うちっちぴよりん」のセット(1200円)

この日を待ちわびた人たちも多く、整理券の配布はあっという間に終了。

Q.何時から並んでいますか
並んだ人:
午前7時50分ごろから。ぴよりんそのものは食べたことがあるんですけど、やっぱり今回セットで買えるということで並びました

大森アナウンサー:
午前11時になりました。ついにぴよりん、うちっちぴよりんの販売がスタートです

店員:
気を付けてお持ち帰りください

うちっちぴよりんを受け取った人 ホテルアソシア静岡

購入した女性:
とってもうれしいです

別の女性2人組:
きょうは家族で食べたいと思います。実際こうやって買えたのでうれしくて。
Q.持って帰るのがちょっと大変だという話もあるが
持ち帰るまでがぴよりん!

ホテルアソシア静岡・久保儀一 営業部長:
まさか静岡でぴよりんが買えるとは、ということで大変喜んでいただいております。
Q.ぴよりんが巣立っていく気持ちは
ひよこは飛べないんですけど、ぜひ静岡からいろんなところに飛び立っていってほしいと思っております

まだ間に合う!「「うちっちぴよりん」食べるには

買えなかった人にもチャンスがある。5月23日から6月17日まで、ホテルアソシア静岡の1階ロビーラウンジ「シーナリー」でうちっちぴよりんのケーキセット(1600円)が販売されている。

本家のぴよりんは食べられないが、テイクアウト(700円)もあるということだ。

最後に、なぜ「うちっち」と言うのだろうか。「うちっち」は静岡弁で「自分の家」「私たち」という意味だ。静岡県産の食材である抹茶、ミカン、卵を使い「名古屋のぴよりんのように地元で愛されるスイーツにしたい」との願いが名前に込められている。

(テレビ静岡)

記事 572 テレビ静岡

静岡の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。