防衛省は7日、沖縄・石垣島の南の海域で、中国海軍の空母「遼寧」が戦闘機などの発着艦を実施したと発表した。「遼寧」での発着艦の確認は4日連続となった。
防衛省によると、6日午前9時頃、中国海軍の空母「遼寧」やミサイル駆逐艦など計6隻が石垣島の南、約170kmの海域を航行しているのが確認された。そして、午後9時頃まで「遼寧」に艦載された戦闘機とヘリコプターが発着艦を行った。
これらの艦艇は、2日に沖縄本島と宮古島の間の海域を通過し、太平洋に展開したのが確認されていて、発着艦は3日から連日、続いている。
自衛隊は、ヘリコプター搭載護衛艦「いずも」が情報収集と警戒監視にあたり、発着艦に対しては、戦闘機が緊急発進=スクランブルするなどして対応した。
(画像は統合幕僚監部提供)