“脱マスク”を巡る議論や“外国人観光客の受け入れ再開”など、ウィズコロナに向けた動きが活発化する中、5月18日、東京・新宿区の西新宿小学校では、21日に開催される運動会の予行練習が行われていた。

“収束を待つのではなく工夫する”試行錯誤の感染対策で新しい運動会

この記事の画像(11枚)

西新宿小学校では3年ぶりに団体競技を復活。保護者の観覧も各、家庭2人までの入れ替え制で再開させるという。

小学6年生Aさん:
2年間リレーがなくなっちゃって、最後の1年で出来ることになって。優勝したいです
小学6年生Bさん:
(去年は)お母さんたちが見に来なかったので寂しかったけど、いいところを見せられたらと思う

では団体競技を行う際の感染対策は?

例えば、コロナ禍前は1本の綱を引き合う形だった「綱引き」。
今回は、綱を十字に交差させて四方向から引き、4チームで競う形に。こうすることで、児童を分散でき、密を避けることができるという。

小学4年生:
綱引きは楽しみです。みんなの心を1つに出来たらいい

一方、人との接触が伴う「騎馬戦」では、騎馬担当がマスクを着用する。また、声を出しての指示も禁止だという。

小学6年生Cさん:
こっち行って、こっち行って。指さしてやるっていうより、声の方がやりやすい
小学6年生Dさん:
本番で(マスクを)やるとなると、苦しくなると思います

競技によっては、感染対策との両立を目指すにあたり、少しやりにくくなるケースもあるようだ。

それでも再開を決めた背景として、学校側は、収束をただ待つのではなく、工夫する時期に来たと話す。

新宿区立西新宿小学校・長井満敏 校長:
(今年は)これまでやってきた運動会の種目を戻していくというところが大きかった。やりながら感染対策を探っていく

こうした団体競技の復活など、2022年の運動会はどうなっているのだろうか。
めざましテレビが東京都内、40の小学校に尋ねたところ、21の小学校が制限緩和を行うと回答した。

「命守る意味でも」水泳の授業復活 ターン禁止など新ルール導入

新たな動きは、他にも…。

3年ぶりに水泳授業の再開を決めたというのは、北九州市の「合馬(おうま)小学校」だ。

北九州市立合馬小学校・古賀克彦 校長:
水泳学習は命を守る意味でも再開したいという事で決断に至った

感染対策については、着替える時や泳ぐ前のマスク着用はもちろんのこと、泳いでいる児童同士の接近を避けるためターンは禁止。

北九州市立合馬小学校・古賀克彦校長:
初めての水泳ということで、不安を口にした子供も少しいたのも事実。安全でしっかり学習できるような確認をしていきたい

スポーツ観戦にも動き…Jリーグ「声出し応援可能エリア」を6月から設置

さらに「スポーツ観戦」を巡ってはこんな動きも…

Jリーグ・野々村芳和チェアマン:
熱量は早く取り戻さないといけないのは1つです

6月からJリーグの一部の試合で、観戦席の一角を、座席間隔が空いた「声出し応援可能エリア」に指定する事が決定した。このエリアの座席を購入した者に限り、不織布マスク着用の上で声出し応援を許可する、というものだ。

運営検証の最初のステップとして導入が発表されたのは、6月の、明治安田生命J2リーグの「東京ヴェルディ」対「いわてグルージャ盛岡」戦を含む2試合だ。

これの決定に現在、22チーム中21位につける「いわてグルージャ盛岡」のサポーターは…

いわてグルージャ盛岡のサポーター:
チーム状況も今は下なので“僕たちの声出し”で状況は変わる。ぜひやりたい

(「めざましテレビ」5月19日放送より)

めざましテレビ
めざましテレビ
メディア
記事 2169