北京オリンピックは大会11日目を迎え、スノーボード女子ビッグエアで、日本勢3選手が決勝に進出した。
大きなジャンプ台で技を競うビッグエアは、今大会のスノーボード競技最終種目。
平野歩夢選手ら、日本チームのいい流れを、村瀬心椛選手(17)が力に変える。
女子ビッグエア 村瀬心椛選手:
(平野選手が)かっこよすぎて、何にも言葉が出なくて、刺激を受けました
予選に挑む17歳には、冬季オリンピックの日本女子最年少メダルも期待される。
村瀬選手は3回目、前方向へ横3回転の大技を決め、メダル圏内の2位で決勝進出。
女子ビッグエア 村瀬心椛選手:
自分の最高難度の技を出して、表彰台にのぼりたい
一方、予選通過でほっとひと安心したのは、鬼塚雅選手(23)。
2度目のオリンピックとなった今大会、最初の種目・スロープスタイルでは予選敗退だった。
ーーービッグエアがあると思います
鬼塚雅選手(5日):
今は考えられないです
あれから9日。
気持ちを切り替えて、このビッグエア予選に挑んだ。
ガッツポーズも飛び出し、5位で予選通過。
得意種目で決勝に挑む。
そして、男子の予選も行われ、2位の大塚健選手(20)、4位の國武大晃選手の2人が決勝に進出している。