「キングカズ」参入に地元サポーターは早くも夢中
日本のサッカー界のレジェンド「キングカズ」こと三浦知良選手が、1月31日、移籍先のJFL・鈴鹿ポイントゲッターズに合流した。
三浦知良選手：
今までやってきた情熱をこの鈴鹿という新しい場所で、さらに自分を燃え上がらせてできたらいいなと思っています
三浦知良選手は、1993年のJリーグ開幕から日本サッカー界を代表するレジェンドだ。
J1から数えて4部にあたるJFLのチーム。監督は実の兄の三浦泰年監督で、今シーズン55歳となるカズ選手と共に、クラブの悲願だったJ3参入を目指す。
三浦知良選手：
（J3参入は）本当に大変な仕事だと自分で思っていますし、でもやりがいも大きいですし。みんなで目標に向かって戦えるこの状況は、本当に幸せに思います
日本のサッカー界のレジェンドの入団に、地元・鈴鹿市のサポーターは…。
サポーターA：
手を振ってもらいました。心臓がバクバクして嬉しかったです
サポーターB：
仕事を抜け出して来てますんでね
サポーターC：
（カズ選手は）青春時代からのヒーローなので、やはり嬉しいです
盛り上がっているのはサポーターだけではない。
リポート：
鈴鹿市内の神社です。一文字違いですが「知良が加わる」と読めることから、三浦選手はやはり鈴鹿と縁があったということでしょうか
加和良（かわら）神社、名前が「カズが加わる」とも読めることから、サッカーファンの新たな聖地になると期待されている。
宮司：
そういう風に関連付けて神社名を見たことがなかったので、（言われた時）えーっと驚いた
――三浦選手の活躍を祈る方が参拝に来るかも？
宮司：
そうなったらいいかなと思います
さらに、ポイントゲッターズのスポンサーを務める海産物問屋でも…。
海産物問屋まるかつ 松林社長：
（三浦選手加入は）とても嬉しかったです。僕らの世代のスーパースターなので、カズダンスも流行りましたし
自身も三浦選手のファンだという松林社長。
海産物問屋まるかつ 松林社長：
うちの店に買い物に来ていただけたらいいなと思っています。（実際に来たら）カズダンスします
ポイントゲッターズの選手もよく利用するという美容院では、選手たちの反応を聞いた。
店長：
「カズ選手は何の車に乗っとる」とか「運転手ついているらしいぜ」とか、選手自身も緊張していましたね。どう接していいか
さらに、開幕戦ではこんなキャンペーンも。
店長：
3月13日の開幕に合わせて、お子さんのカット11円というのを考えています。カズの代名詞である背番号で
地元が期待を寄せるキングカズに三重県の印象を聞くと…。
三浦知良選手：
伊勢神宮、伊勢の辺は寅さんの第9話に出てきたかなという印象。僕も寅さんみたいにあの辺をちょっとふらふらしたいなと。映画に出てきた所に行きたいなと思っています。（注：寅さんが伊勢・志摩を訪れたのは、正しくは第39作「男はつらいよ 寅次郎物語」）
ポイントゲッターズの開幕戦は3月13日。四日市市でラインメール青森と対戦する。
（東海テレビ）
