最近、このような機械がスーパーなどの店内を走っているのを見かけることはないだろうか?
障害物を自分で避けて、床などをきれいに掃除するロボット。ちょっと気になる存在のお掃除ロボット、詳しく調べてきた。

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お掃除ロボットで労働生産性が向上

仙台市宮城野区にあるホームセンター。こちらは業務用のお掃除ロボット「Whiz i(ウイズアイ) アイリスエディション」。

ヒト型ロボットのPepperで知られるソフトバンクロボティクスが開発し、仙台市に本社を置くアイリスオーヤマがプロデュースした。

記者リポート:
このように急に飛び出してもセンサーが反応することで一時停止し、衝突を回避することができます

衝突を避ける秘密はここ。3Dカメラとセンサーがまわりの状況を感知して、障害物を避けながら自律清掃をおこなう。

来店客:
すごいですよね、ちゃんとよけて通ったから賢い子だなと思って、すごいと思います。楽そうでいいですよね、お店のお掃除大変そうだし

こちらの店では5人がかりだった床掃除が、ロボットの導入により1人で済むようになったと言う。

ダイシン幸町店 飯野昌彦 店長:
店舗のさまざまな業務がありますので、(人員を)その業務にまわせる。労働生産性が上がったと思う

少子高齢化に伴う人手不足の解消策としても期待されるロボット。私たち人間とロボットが役割分担しながら共存する社会が、もう始まっていると言えそう。

(仙台放送)

仙台放送
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