おかずが“ウィンナー”だけで話題の「ウインナー弁当」に続いて、11月10日に第2弾が登場した。

開発に10年「シンプル弁当」に第2弾

白いご飯の隣にはミートボールに、さらにミートボールとミートボール6個だけ。

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11月10日、全国のローソンストア100で発売したのは、ごはんとミートボール、そして少しのスパゲティーが入った野菜ゼロの「ミートボール弁当」216円。

70代・女性:
1種類だけのお弁当の方がいいと思う。これだけがっつり食べられるか


第1弾の「ウインナー弁当」216円は、2021年6月から販売。

SNSで「シンプルすぎて素晴らしい」「母親とケンカした次の日の弁当のよう」などの声が上がり、またたく間に話題となった。

「好きなものだけお腹いっぱい食べたい」とこのシンプル弁当を生み出した運営本部・林弘昭統括部長に話を聞いた。

ローソンストア100運営本部・林 弘昭統括部長:
世の中にもあまり出回っていないということもあったので、あえてウインナーをメインにこのお弁当は必ず売れるんじゃないかという思いもあったので、何度か繰り返し提案してみた

当時は「見た目のバランスが悪く売れるわけない」と何度も却下されたが、諦めることなく10年開発を続け商品化が決まったという。

すると、初日から社内のお弁当部門売り上げ1位となり、これまでに約50万食も売れるヒット商品となった。(10月末時点)
努力がつなげた今回の第2弾は「ミートボール弁当」。食べごたえのある肉々しいミートボールをデミグラスソースで味付けしている。

鹿児島では買えないから自分で作ってみた

石本沙織キャスター:
開発は簡単そうですが、実は10年もかかったということで、大変だったそうなんですけども、実はまだドラマがあるんです。
鹿児島県に住む小学生の男の子が、林部長宛に送った手紙です。大切な物をお借りして拡大しました。

書いたのは「ウインナーが大好きだ」という男の子です。
実は、「鹿児島にはローソンストア100がないそうです。なので、夏休みにオリジナルのウインナー弁当を作ってみました」と、ないなら作ってしまおうとレシピを考えたそうなんです

加藤綾子キャスター:
それが「オレのバズレシピ」。かわいいですね

石本沙織キャスター:
材料を見てみると、「ウインナー…好きなだけ」何本とかではないです。好きなだけです。そして、ピーマンを入れて彩りも加えましたよ、こういう自由研究のような写真も添えてあり、すごくかわいらしく作ってあります。

男の子は、とにかくこのお弁当が「いつか鹿児島でも食べられるようになってほしい」と切実に手紙に書いているそうです

住田裕子弁護士:
いいですよね。主菜をバンと決めて、たっぷり食べて。あと、いろんなトッピングを加える、それもその人なりのアイデアだから、ぜひこれにも卵や野菜などいろんなトッピングやふりかけも置いてほしいですね

加藤綾子キャスター:
子どもの頃の夢みたいなことなですかね。好きなものを好きなだけ食べたいって思う

住田裕子弁護士:
値段も安くていいですね。おにぎりみたいですよね

石本沙織キャスター:
林部長はこの手紙に、「手紙はとってもありがたい。感銘を受けた。」そして、九州ではローソンストア100がないそうなので、このあと「店舗拡大へ思いを強めた」ということです。
2022年、第3弾ができるそうで、第3弾の発売が先か、鹿児島に店舗進出が先か注目したいと思います


(「イット!」11月10日放送より)