新人合同自主トレ打ち上げ

「最速163キロの注目ルーキー」ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18)ら新人7選手が25日、さいたま市のロッテ浦和球場で約2週間に及ぶ新人合同自主トレを打ち上げた。

最終日も多くのファンが押し寄せた浦和球場

「吉井理人投手コーチの指導のもと、フォームをしっかり固めてほしい」という井口資仁監督の考えで2月1日からのキャンプは既に1軍スタートが決まっている佐々木。
新人合同自主トレ最終日では、球場裏の斜面を利用した坂道ダッシュ、ノック、キャッチボール、体幹トレーニングなどの調整メニューで汗を流した。

球場裏の斜面を利用した坂道ダッシュ
軽快なフィールディングを見せたノック

「やりたいことはしっかりできた」充実感

新人合同自主トレでは一度もブルペンに入ることはなかったが、プロで通用する体力をつけるべく基礎トレーニングで順調に調整してきた高校史上最速163キロ右腕。同学年のライバルでヤクルトのドラフト1位・奥川恭伸投手(18)が右ひじの軽い炎症でノースロー調整を余儀なくされる中で、けがもなく無事に新人合同自主トレを終えた佐々木は「つらい時もありましたが、しっかり対応できたと思います。こっちでやる練習は終わって、やりたいことはしっかりできましたし、メニューも全てこなせたので良かったと思います」と充実した表情で振り返った。

他の新人選手たちがキャッチボールをする時間は体幹トレーニングに充てた佐々木。ランニングメニューなどが終わってからグラウンドに残って約30分間、最長60メートルまで距離を伸ばして、他の選手と別の時間にキャッチボールを行い、「体重移動だったり投げるタイミングを意識しました」とゆっくりと感触を確かめた。

最長60メートルのキャッチボール

「時期的にはだんだん上げていかないといけない時期。自分のペース、自分のタイミングで投げたかったので」と語った佐々木。相手との距離をどんどん詰め、ラスト約20球はマウンドからホームとほぼ同じ距離(18・44メートル)で力強い球を投げ込み、計110球のキャッチボールでしっかりと肩を慣らした。

キャッチボール

石垣島キャンプでブルペン入りに意欲

1月26日には、2018年のドラフト1位・藤原恭大外野手(19)ら22人とともに、キャンプ地の沖縄・石垣島に先乗り。翌27日から練習を再開し、2月1日のキャンプ初日を万全の体制で迎える。

2018年のドラフト1位・藤原恭大外野手(19)

石垣島での合同自主トレ、キャンプへは「けがをしない体作りができたらいいです。(楽しさと不安は)同じくらいの割合。不安な部分もあると思うので、そこを消せるように1か月頑張りたいと思います」と意気込んだ佐々木。
取材に訪れたLive News it!の内田嶺衣奈キャスターの「石垣島キャンプではブルペンに入ると思いますが、自分の中で意識して投げていきたいところはどんなところですか?」との質問には「ブルペンに入って投げるのも久しぶりなので、感じるものがあると思うのでその感覚を大切にして投げていきたいと思います」と意欲を見せた。
焦らずマイペースで調整を続けてきた“令和の怪物”がブルペンでベールを脱ぐ、その時を待つ。

Live News it!スポーツキャスター内田嶺衣奈アナウンサー

(フジテレビ・加藤忍)