水産資源の保護に関心が高まる中、日南市の近海でのカツオ一本釣り漁業が、海の環境に配慮した持続可能な漁業であるとして、国際規格「MSC漁業認証」を取得した。

MSC漁業認証を取得したのは、日南市の南郷漁協と高知かつお漁業協同組合の所属船18隻が行う、カツオとビンナガマグロの一本釣り漁業。

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MSC漁業認証は、ロンドンに本部のある国際非営利団体が、海の環境に配慮した持続可能な漁業を認める国際規格。この認証の取得によって国際的な付加価値が高まり、知名度の向上や販路拡大などが期待されている。

南郷漁業協同組合・江藤久義組合長:
明るい方向に一歩前進したと考えています。MSC認証を受けたことによって、釣ってきた魚が少しでも付加価値がついて、高く売れるようになったらいいなと期待をしています

狙った魚を取るため生態系への影響小

MSCジャパンは今回の認証の理由について、カツオとビンナガマグロの資源が豊富なことや、一本釣り漁業が狙った魚を獲ることができるため、生態系に与える影響が小さいことなどが評価されたという。

また、日南市の近海カツオ一本釣り漁業は、漁獲量が27年連続日本一で、2021年2月には日本農業遺産にも認定されている。

(テレビ宮崎)