オリンピック開幕まで1か月。
観客を制限するルールが決まり、組織委員会が観戦チケットの取り扱いを発表した。

再抽選の結果発表は7月6日

榎並大二郎アナウンサー:
発表によると、収容定員の50%以内で上限1万人と決まったことを受けて、チケットが削減されることになります。
詳しく整理をしていくと、現在販売済みチケットは約363万枚。これは延期に伴い、すでに払い戻されたものを差し引いている数字です。
これが、約272万枚に削減。91万枚削らなくてはいけなくなるわけです。

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その際 抽選の対象となるのは、観客数が上限を超えている「陸上」「野球」「サッカー」「ゴルフ」「近代五種」「ラグビー」「ソフトボール」「サーフィン」、そして「開会式・閉会式」のチケットです。

再抽選の結果がいつ分かるのかというと、7月6日未明に発表されます。
発表される場所は、オリンピック公式販売サイト内にある「マイチケット」にログインすると表示されます。
再抽選で当たった人は「有効(利用可)」と表示が出て、外れてしまった方は「無効(利用不可)」と表記がされて、大会終了後に外れてしまった人はチケットの払い戻しが実施されます。

チケットに当選したけれど払い戻しを希望するという場合は、申請が7月6日に発表されて以降、7月15日午前11時59分までに公式チケット販売サイトから申請することが必要です。

観戦チケット追加販売は「行わない」

榎並大二郎アナウンサー:
ちなみに、オリンピック観戦チケットを持っていない人が、新たにチケットをゲットできるのかという点が気になると思いますが、これは残念ながらチャンスはありません。
大会組織委員会は、オリンピック観戦チケットの追加販売は行わないということを明らかにしました。
街中のチケット販売所や、各会場での当日券の販売もありません。そして、ハガキ抽選による先行販売に申し込んでいた人も、実施自体が取りやめとなりました。

パラリンピックについては、今後観客数の上限が決まり次第、追加販売の有無を決定することになります

(「イット!」6月23日放送より)