産学官の連携も 東海3県でも始まった職域接種
新型コロナワクチンの愛知県での職域接種は、6月21日から名鉄や東邦ガスなどでスタートした。この後も6月中にパロマや中部電力などが続く。
この職域接種は、企業側は会場だけでなく、接種する医療従事者や1000人以上という規模の確保が必要。パロマでは、6月24日から地元の医療系の短期大学と合同で行うことで、医療従事者を確保している。
パロマ同様、三菱地所(大名古屋ビルヂング)ではテナントなどと合同で、東海市では7月25日から市と大学、中小企業による産学官が連携して実施する計画だ。

岐阜県では、多治見市に本社を置くバローが7月17日から接種を開始する。
また三重大学は現在、「土日」を津市と鈴鹿市の市民を対象とした大規模接種の会場にしているが、これと並行して「平日」に学生や教職員などへの職域接種を実施する予定だ。

6月21日には、神宮球場でのヤクルト3連戦を前日に終えた中日ドラゴンズの与田剛監督(55)が、名古屋へ移動する前に中日新聞の東京本社で接種した。

与田監督のほか、コーチや一部の選手ら60人が接種を受けた。
※与田監督の接種画像は中日新聞提供
(東海テレビ)