インターネットを通じて遠隔操作ができるという「スマート家電」が、コロナ禍で注目を集めている。使い方を知れば快適、身近に感じられるスマート家電を取材した。
初心者におすすめ「スマートリモコン」
インターネットに繋いで使う、スマート家電。
仕組みや使い方がよくわからず、「ハードルが高い」と感じる人も多いのでは…?
札幌市のホームセンターでは、そんな苦手意識や敷居の高さをなくしてもらいたいと、2020年の秋から体験コーナーを設けた。

まず、スマート家電初心者にお勧めなのが、こちら。

DCMホーマック厚別東店 大森健一さん:
スマートリモコンといいまして、こちらが従来のリモコンの代わりに、電器やエアコンなどさまざまな家電を操作するリモコンです
新崎真倫記者:
これ1つでですか?
DCMホーマック厚別東店 大森健一さん:
これに色々なリモコンを覚えさせて、赤外線を出して操作することができる

自宅の家電をスマートフォンで遠隔操作できるようにするスマートリモコン。
Wi-Fiを使って、スマートフォンからスマートリモコンに指示し、スマートリモコンから発する赤外線でそれぞれの家電を操作するというのが基本的な仕組み。

新崎真倫記者:
電気が消えた。そのまま、テレビを操作したいです…。あ、つきました!本当にこのスマートフォン1つで色々な種類の家電を操作できるということなんですね

DCMホーマック厚別東店 大森健一さん:
わざわざ買い替えなくても、このスマートリモコンをつけることでスマート化することができます
コロナ禍で人気…さまざまな“見守り”に一役
一方、今注目を集めているのが、スマート室内カメラ。
スマートフォンの普及に伴い、インターネットに接続する機能を持ったスマート家電の普及も進んでいる。
留守中の子どもやペットなどの見守りで使われることが多いスマート室内カメラ。
コロナ禍で、その需要にも変化がみられている。

DCMホーマック厚別東店 大森健一さん:
高齢者のところへ行けないという方が、どういう状況なのか知りたいので、カメラをつけたいというお問い合わせがあります
離れて暮らす高齢者のもとへ自由に行き来できなくなり、「安否確認のために使いたい」と購入する人が増えているという。

さらに、こんなものも…

DCMホーマック厚別東店 大森健一さん:
センサーによって(ドアを)開けたり閉めたりすることで、スマホに通知が来ましたね。このドアを開けたなというのが、見守りとしてわかるようになっています

ドアなどにセンサーを取り付けると、開け閉めに反応してスマートフォンに通知が行くというもの。電池式で両面テープで貼るだけなので、とっても手軽に取り入れられる。
身近になりつつあるスマート家電。
自分に合うものをうまく取り入れて「暮らしのスマート化」。
始めてみるのも良いかもしれない。

(北海道文化放送)