ボクシングの世界チャンピオン、“モンスター”と呼ばれる男、井上尚弥選手が医療従事者や患者を支援するチャリティボクシングへの参戦を発表した。

21日午後、行われた記者発表には井上選手のほか、元世界フライ級王者の木村翔選手や世界ライトフライ級スーパー王者の京口紘人選手が登場。

左から 木村翔選手 井上尚哉選手 京口紘人選手
左から 木村翔選手 井上尚哉選手 京口紘人選手
この記事の画像(3枚)

2月11日に井上選手らが3分3ラウンドのエキシビションマッチを行うことが発表された。

このイベントの特徴は、当日、選手、関係者に加えて、観客全員にも短時間で結果がわかるPCR検査を実施すること。そして収益の一部は医療従事者や団体に寄付されるという。

井上尚弥選手は、「コロナ禍で試合が実現できない中、エンターテイメントを取り戻そうという思いから参戦を決めた」、「このイベントをきっかけにエンターテイメントがどんどん進んでいけば」とイベントの成功に意欲を示した。

2月11日、代々木体育館で観客5千人を上限に行われる予定で、チケットはインターネットなどを通じて1月22日から発売される。

報道スポーツ部
報道スポーツ部