日本海側を中心に雪に見舞われた11月7日の北海道内では、胆振地方の洞爺湖町で今シーズン初めてのスリップ死亡事故が起きるなどしていて、警察が注意を呼びかけています。
洞爺湖町の国道230号線で11月7日午前7時10分ごろ、仕事に向かおうと北に走っていた40代から60代の男性4人が乗ったワンボックスカーが道路外に逸脱し、約5メートル下に転落しました。
この事故で、会社員の男性(52)が頭から出血し、意識不明の重体で病院に運ばれましたが、死亡が確認されました。
同乗していた40代の男性は右手の骨を折る重傷。
運転していた60代の男性と別の60代の男性も軽いケガをしました。
警察によりますと、路面には当時、雪が積もっていて、運転していた男性は「スリップして落ちた」などと話しているということです。
車のタイヤが「冬タイヤ」か「夏タイヤ」かは分かっていません。
この事故は、今シーズン初めてのスリップによる死亡事故で、警察は「路面状況に合わせたスピードダウンと全席シートベルト着用などを徹底してほしい」と呼びかけています。
一方、7日午前9時50分ごろには、後志地方の蘭越町昆布町の国道5号線でも30代から90代の家族4人が乗った乗用車が道路の外に逸脱し、横転しながら2.6メートル下の落ち、立ち木に衝突しました。
この事故で、女性(95)1人が意識不明の重体で病院に運ばれましたが、死亡しました。
運転していた70代の男性と、60代の女性、30代の男性も負傷して病院に運ばれましたが、意識はあり、命に別条はないということです。
警察によりますと、車はスタッドレスタイヤを履いていました。
当時、路面はアイスバーン状態でした。
警察は車がスリップした可能性もあるとみて、事故の原因を詳しく調べています。
