ことしもいよいよ“お歳暮商戦”が始まった。山形市の観光物産館には、県内の選りすぐりの逸品が勢ぞろいした。長引く物価高や「お歳暮離れ」といった逆風も吹くなか、冬のギフトにはどんなトレンドがあるのだろうか。
「みんなで力を合わせて、山形の良いものを届けるぞ」
「おーーー!」
山形市・ぐっと山形では6日から「冬ギフト」の特設コーナーが開設され、出陣式が行われた。
2026年は県産のフルーツを使った菓子や地酒など、約80点がずらりと並んだ。
近年、「お歳暮離れ」「長引く物価高」の影響を受ける中、新たな工夫も施されていた。
(リポート)
「こちらの売り場では、いま注目のカジュアルギフトが集められています」
これまで冬のギフトの売れ筋は3000円~4000円台だったという。
しかし消費者の「節約ニーズ」に合わせ、ことしは自宅で気軽に楽しめる“カジュアルギフト”と呼ばれる1000円台のお手ごろな価格の商品を充実させたそう。
カジュアルギフトのなかには、コメも含まれている。
3種類の県産米2合ずつのセットは、1430円(税込み)で用意した。
コメの価格高騰が続いていた2025年は、同じ商品が2070円(税込み)。ことしは600円以上安値で販売できるようになった。
また、県産のサクランボやラ・フランスをふんだんに使った、県内でしか購入できないジャムは2本セットで1625円(税込み)。
手にとりやすい価格の商品を多く並べることで、「冬にギフトを贈る」という消費者の行動を再び掘り起こすねらいもある。
(客)
「(Q.1000円台なら?)買いやすいし、お歳暮が身近になる」
「1000円だと気軽に贈れる」
「贈るのは親戚が多い。前よりも量が減ったり小さくなったりするかもしれないが、予算を決めて贈る」
(県観光物産会館販売支援室・土屋彰久室長)
「ギフト自体を贈る習慣がなくなりつつあるので、気軽にあいさつの1つとしてギフトを使ってもらいたい。手にとりやすい価格帯を意識した品ぞろえにした」
ぐっと山形の「冬ギフト特設コーナー」は、2027年1月4日まで。
