今月2日から出荷が始まったカキについて廿日市市は、去年問題となった大量死は今のところ確認されておらず生産状況はおおむね平年並みと発表しました。
廿日市市によりますと今シーズン、周辺の海域では9月下旬から死んでいるカキが確認され始めたということです。養殖業者への聞き取りを踏まえ、その割合は「平年並み」か「平年よりやや多い」としています。
去年、瀬戸内海で起きたカキの大量死問題。廿日市市内4つの漁場でも被害が確認され、死んだカキの割合が平年を上回りました。一方で被害がほとんどなかった海域もあったものの、大量死の情報が先行し、カキがあるのに売れない状況が発生。
返礼品で人気の高いカキの関連商品への寄付が減少し、去年の廿日市市のふるさと納税の寄付金は前の年より約8000万円減りました。
こうした状況も受けて市はカキの消費拡大を目的に、今月14日に宮島口で地元産カキの試食イベントを実施します。
カキの本格的な出荷は今月下旬を見込んでいて市は水温低下に伴って今後の身入りの回復を期待したいとしています。
